浜茶屋　海が好き

#439の続きです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作を読むたびにテレビ版の懐かしさを思いだし、どうしても見たくなったが見つからず、あきらめかけていた中３の４月頃にビデオタウンというのレンタルビデオ店でテレビ版うる星やつら（1〜50）を発見した時は、叫びださんばかりに喜び、その日から借りまくりました。しかし、借りていくうちに、こんなにとんでもなくおもしろいものをなぜ僕の家ではダビングができないんだあ〜、と思うようになりましたがどうにもならず、ほとんど全巻借りた頃に、そうだ、カッセットテープにならとれる、と気付き、気に入った「退屈シンドローム…」や「そして誰も…」や「みじめ…」や「大金庫…」などを録音し、中３の11月頃に通学途中のバスの中や学校でウォークマンを使って聞くことができたあの感動は今でも忘れません。（ウォークマンを聞きながら必死で笑いをこらえていたのは僕ぐらいなものでしょうね。）しかし、これでますますうる星やつらをダビングしたくなり、高１の６月頃、なんとか説得し、同じ学園の友達の家（岐阜県にあり、自転車で40分もかかった）に行き、２つのビデオのつなぎ方や操作の仕方などを教えてもらい、家に帰って適当なビデオで試してみて、ついにできたと思いビデオタウンに行ってＴＶシリーズを借りようと思ったが、まず先にビューティフルドリーマーを借りようと思い、それのあるＵＳＶというもうひとつのレンタルビデオ店に行って借り、ダビングしてから即ＴＶシリーズを次の日に借りに行ったら、いったいどういうわけだ！？　昨日まであったＴＶ版完全収録1〜50がなくなっていた。店の人にももう借りられないことを言われどうしてもあきらめきれないまま、仕方なく劇場版や「ＴＶタイトル」「了子の…」「アイム・ザ…」など、オリジナルビデオ以外はほとんどダビングしました。（そのために合計で４つもの店のレンタルカードを作りました）それからレンタルビデオ店をいくつも探しましたが、みつからず、またしても途方に暮れました。しかし、あきらめんぞーと思いレンタルビデオ店を懲りずに探しました。一ヶ月くらいたってビデオタウンでリクエストコーナーを見つけ、だめだろうなあと思いながらも、うる星やつらのＴＶ版を迷うことなくリクエストして、毎日そこに通っていたら、とうとう50巻すべて借りられるようになり、も〜う絶対のがさんと思い、とにかく気に入った話だけをそっこうでダビングしました。（半分以上やったが）それからも決して手を休めず、それ次だ、それ次だ、という感じで、1日3本ビデオを借りてきて、テスト期間中も構わずに完全収録したので20日たらずですべて終わり、それからというもの、中３のときに偶然発見し即買ったコンプリートミュージックの「out of the door」や「ＴＶＭ−６４」などを目覚ましにして朝起き、バスの行き帰りで２話ずつ話を聞き、家へ帰ると１時間はＴＶ版のうる星やつらを見て、自分の部屋にいる時もいつもうる星やつらのＣＤを聞くという、うる星づくしの生活を送っています。（もちろん、ＴＶ版のうる星やつらはすべて見ました）・・・つづく（かもしれない）