ラムも見ずに家へ歩いていく・・・・
あたるが角を曲がると後ろに・・・・・・・・
面堂 「ラムさんを泣かした理由を調べなくては!」
無線で連絡が来た
男1 「盗聴器を肩に付けました。ただいまより
盗聴を始めます」
面堂 「わかった。まだ小型マイクは付けてないのか!」
男1 「え・・・・・・・・・・小型マイクも付けるのですか・・・・・・」
面堂 「も・・も・・もしや
忘れただと言うのか!」
男1 「大声を出すとばれてしまいます。カメラはありませんが
盗聴器があるので・・・・・お許しを。」
面堂 「まぁ、盗聴器がうまくいっていれば良いだろう・・・・
ラムさん必ずつかみます。」
宇宙船では・・・・・・・・・
ラム 「う・・・・う・・・・・うえ〜ん・・・・ううう
ダ・・・・・ダ・・・・ダーリンはうちのことがやっやっやっぱり
嫌いだったっチャ・・・・・・うわ〜ん・・・うち宇宙に帰った
方が良いっチャ・・・」
ラムは泣き疲れ椅子に座りながら寝てしまった・・・・顔はグシャグシャ
になり目は真っ赤になっていた・・・・・
家では・・・・・・・・
あたるは何も言わずに帰宅した。
母 「お帰りあたる。あれラムちゃんは一緒じゃないの?」
あたる 「ラムは宇宙船に戻った・・・・・・・・」
母 「あたる今日は美沙子ちゃんの命日でしょ。
お花買って行って来て上げなさい。」
あたるは部屋に戻って行った。
路上で盗聴していた面堂は
面堂 「命日・・・・美沙子ちゃん・・・誰だ・・・・・・っあ!
ラムさんに連絡しよう・・・でもどうやればあの
宇宙船まで・・・」
男1 「若、これを装着して行けば・・・・・・」
『ガチャガチャ・・・・ブスン・・・・』
面堂 「エ・・・・・・エ・・・・・お・・お・・・お前たち・・・」
男2 「では宇宙船まで・・・」
そして紐を引くと
『ボ〜バス〜ン』
面堂 「お・・・お・・・お前達にしては良いアイディアだ・・・・ほめ・・
られるわけな〜い 怖いよ〜!」
と叫んでいるとラムの宇宙船に
『ボォォォ〜〜ン』
ラム 「ウウウゥ〜ン ハァァ〜よく寝たっチャ。でも何か音が・・
アァァァーーーーーーー!終太郎!!!どうしたっチャ?」
面堂 「ラ・ラ・ラムさん〜」
面堂を中に入れてベットに寝かして・・・・・・・・・・5分後
面堂 「う・う・うぅぅぅぅ〜 っん!ここは?」
ラム 「終太郎気がついたっチャね〜大丈夫?」
面堂 「は、はい大丈夫です。それよりつかめました。」
ラム 「つかんだって何のつかんだっチャ?」
面堂 「諸星がなぜああなったかですよ。」
ラム 「え・・・・・・・わかったっチャ。」
面堂 「はい、諸星は昔、昔と言ってもいつごろか分かりませんが
美沙子と言う女の子を亡くしたそうです。それで今日が
命日だそうです・・・・・・」
ラム 「そうだったんだ〜うちそんなことも知らずに・・・・・・終太郎
ありがとだっチャ。うちダーリンに謝ってくるっチャ。」
そして宇宙船を出て行った・・・・・・・・
面堂 「ラ・ラ・ラムさん?ああのどうなるの?」
面堂は宇宙船に取り残されてしまった。
『ガチャ・・・・バタン・・』
母 「あっ!ラムちゃん、おかえりなさい。」
ラム 「ただいまだっチャ。おば様、美沙子ちゃんって誰だっチャ?」
母 「美沙子ちゃんはあたるの幼稚園時代の1番好きだった子
でも、通園の時交通事故で亡くなってしまったの・・・・・・
それで今日がその子の命日・・・・・・・・・・・・だけど
あたるは行こうとしないの・・・・・・・・・」
ラムは階段を駆け上がった、そして・・・
ラム 「ダーリン・・・うち・・ごめんっチャ!一緒に行こ?」
あたるは何も言わずに立ち上がり、ドアを開けて
あたる 「分かった・・・・・行こう」
その倍の声で
ラム 「うん!!」
歩き始めて・・・・
ラム 「美沙子ちゃんってどんな子だっチャ?」
あたる 「・・・・・・・・・・・・・可愛い子だった・・・」
20分歩いただろうか・・・・・・・お墓にて
あたる 「ここだ・・・・この丘はあいつが好きだったんだ・・・
だから俺はここに決めた・・・」
ラム 「決めた?」
花をお墓に置き
あたる 「親がいなくて・・・・・・だから俺が決めたんだ・・・・・」
また戻り始めて・・・・・
あたる 「ラム!・・・・・・・・・・・・・・ありがとう・・・・・・・・」
夕日があたるの背中にあたり何かを訴えたかのようだた・・・・・