THE TIME COME BACK 第2章 時間が逆戻り
 
あたるの部屋「んっあーーーっと、よーくねたっと。」あたる押入れを開ける「おーい、ラム起きろ」「んっ、どーしたっちゃダーリン?」「なにが?」
「うちをおこしてくれるなんて、はじめてだっちゃ。」「い、いやな、ただの立ったついでじゃ」「ふーん」
1階から声が聞こえてくる「はやくおりてきなさーーい」「はーい。ほらっ、早く行くぞ」「わかったちゃ・・・。」
食事をしている「ん?なんかちがうな」あたるが口を開いた。
「わかった?今日は少し高いお肉を使ったのよ。あんたも味が分かるようになってきたのね〜」と母。「いや、そんなんじゃない・・・」「変な子ねぇ」「母さんそれでわしのおこずかいは・・・減らない・・・よね」「息子のためだったのよ・・・しかたないわ」
あたるはうなっている「うーーーむ、なんだろう」「ダーリン、悩んでる暇なんかないっちゃ。早くしないと遅刻するっちゃよ」「お、おう」
「いってきまーす」
「母さん・・・」「あなたも早く行きなさい」「は、はい・・・」
「・・・よしっ皆言ったわね、うふっ」母は冷蔵庫から肉を出した。「まだとっておいたのよねー。さぁーてひとりでいただきましょうか」
〜学校〜
「おっはよーーー。」「おはようだっちゃ」
「おはようございます。」面堂が礼をした。「くるしゅうない。面を上げていいぞ」「誰がお前に言うとるか。ラムさんに言ったのだ」
そのとき教室のドアが開いた。「おーはーよーあたるちゃーん」「おはようめがねちゃん」「あ〜〜た〜〜る〜〜。」「ん、どうしたのだメガネ?」「あのあとどうした〜」「なんのあとじゃ?」「ラムさんとのデートだぁ〜」「ぬわに〜〜〜」パーマらと面堂が怒っている。「どーゆーことだー?」カクガリが言った。「い、いやな、まーまー落ち着け、な、話せばわかる、な」「問答無用!!!」面堂が言った。
「むわーーーてーーー」「なんでこうなるのだ。」面堂がトランシーバーになにかを言っている「おい、ぼくだ、終太郎だ。面倒家機甲師団、直ちに友引高校に来い。来たら諸星に総攻撃だ」
五分後・・・。
あたるは2年4組のすみのほうで、メガネたちに囲まれていた。「もうにげられんぞーーー。」しかし面倒は違った。「遅いぞーーさっさと攻撃しろー。」
どかーーーんどかーーーんどかーーーーーーーーーーーーん
生徒A 休校
  B だな
  C 飯食いに行こうか
  B そうだな
  A じぱんぐなんかどうだ
  B いいねぇ  
  A 行くか
  C そうだな
・・・・数分後
「ごほごほ、あほかお前は」パーマだ「ここまですることなかろーが。俺とラムのデートは、学校一個分こわすほどのものか」「本当ならそれ以上だ」カクガリが言った。「まったく、つきあいきれんわ」めがね「すかーーー。すべてお前が悪い。おまえが・・・。」「わーーた、わーーーたもうええわ」
「それはそーと、ラムはどこに行ったんだろう。ま、あいつのことだからだいじょうぶだろう」「んだれだって?。」「ラムだよお前がさっき言おうとしとったろうが」「それはおまえがいきなりさえぎったんだろうが!!。してラムとは」「あ、そーーーか。お前頭強くうったんだな」「飲みもんか?」「あほっお前の大好きな女じゃ」「おまえは好きなんか?」「ち、ちがうわい、そのうち思い出すから、だまっとれ」
今度はパーマが「そーだよな。お前の彼女は、し・の・ぶだもんな」あたるはパーマをにらんだ。「な、なんだよ、気に障ること言ったか?」「・・・からかっとんのか?もうええわい、さくらさんのところで楽しいひと時を」
あたるはグランドに出た。
「あ、温泉だ。おーーーーーい温泉、さくらさんは何処じゃ」「さ、く、ら?誰だそれは」「保険医のさくら先生だよ!!」
「そんな教師、おらんぞ」「・・・もういいわい。よしっこれから神社にいこっと」「まて、すこしは手伝・・・」「やかましい」あたるは温泉を木槌で殴った。
あたるは神社に着いた。なぜか枯れ葉がかなり落ちている。「こんなにおちてたっけかなぁ?」
「さ・く・らさーーーーーーーん」
「どうしたんじゃあたる」「チェリーーーー!!!、いたのか。さくらさんはおるか」
「さくらは持病の心臓発作が起きての。だからしずかにしてはくれんかの」・・・あたるはボー然としている。
「お、お前も俺をからかっとんのか・・・?」
「そういえば、なぜおぬしがさくらを知っているのじゃ?」「も、もういいわい!!」
あたるは走り出した。しかし階段でこけてしまった。
「どわっ、いちちち・・・・。こーなったら意地じゃ。次はランちゃんのところだ」
また、走り出した。
・・・・数分後あたるは口を開けて立ち尽くしていた。しかしぴくぴく微妙に動いている。
「う、うそだろ・・・。なんで・・・。」そこに何もなかった。
あたるは走る元気がでずにとぼとぼあるいていた。と、そこへ
「あら、あたるくん」しのぶだ。「しのぶか・・・どうしたのだ?」
「あたる君、お昼まだなの?」「ああ、そうか、もうそんな時間なのか・・・」
「どこか食べに行かない?」「悪いが腹はすいてない。面堂でも誘えよ。」
「ひっどーーい。それにめんどうってだれよ」「「あの、オールバックの金持ちだよ」「知らないわよ」「ふっ、愛想がつきたのか・・それなら因幡・・」
「何言ってんの?さっきから?」あたるの顔つきが変わった。「・・・おい、本当に覚えとらんのか?な、うそだろ、そうなんだろ?」
「変なあたる君」
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さっきまで元気のなかったあたるがはしりだした。よほどショックだったらしい。
「た、だ、い、ま、」
「どーしたの、早いわね」あたるは答えようとしない「ちょっとーーーーー」
二階に着いた。座り込んで漫画を読み始めた。
「こんなことしてる場合ではないが、体が動かない」
「・・・そういえば、皆ラムのことを忘れた。次は・・・。忘れるもんか、忘れるもんか・・・。しかし・・・ラムがいなくなった今ガールハントしほうだいだよな!」
あたるは自分の頭を殴った。
「バカかおれは。」
「・・・そ、そうだ!!!!」あたるは机の中を探し始めた。
「・・・・あ、あった。よかった。」それはラムの人形だった。
「・・・・あっ!そうだ!!あいつなら!!!」
あたるは1階へ降りていった、そして・・・
              続く