あたる「なんじゃ?あの車は。」 校舎の前に黒い車が一台止まっていた。 ラム「さぁ、うちも分からないっちゃ。」 あたる「見に行こ。」 あたるとラムと面堂としのぶが見に行った。車が止まっていることにまだ、みんなき ずいていないらしい。 社長「ちょうどいい、生徒がおりて来た。」 ラム「誰だっちゃ?お前。」 社長「ここの高校をつぶして、新しい会社を作りに来たんだよ。」 あたる「なんだと〜、そんなことさせねーぞ。」 面堂「ぼくは先生を呼んできます。」  社長「どうやらはなしても分からないみたいだね。」 ラム「ほら、しのぶ行くっちゃ。」 しのぶ「あんたね〜。」 あたる「あ、面堂がガールハントしている。」 しのぶ「な、ん、で、すってー」 社長「だぁーーー〜。」 社長が来た、しか〜し、 しのぶ「でや〜。」 ズダーン・・しのぶの背負い投げが決まった。 社長「くそ〜。」 さくら「おぬしら、なにをしておる。」 さくら先生が来た。面堂が呼んで来たらしい。 社長「く、くそ、引き返すぞ。」 今日の帰りはめずらしく、ラムとしのぶがいっしょに帰った。 しのぶ「ねぇ、ラム、あたる君のこと好き?」 ラム「何が言いたいんだっちゃ?」 しのぶ「私、あたる君のことあきらめる。あたる君も私よりラムの方が好きだと思う し・・」 ラム「ほんとうけ?」 しのぶ「で、いつ結婚式開くの?」 ラム「父ちゃんやお母様に話して・・たぶん2週間後だっちゃ。」 しのぶ「そう、じゃ約束よ。」 ラム「だっちゃ。ところでしのぶ、今日の数学わかったちゃ?」 しのぶ「まぁね。」 ラム「ノートを見せてほしいっちゃ。」 しのぶ「いいわよ。ん、そういえば学校に置いたままだった。」 ラム「うちがとりに行ってくるっちゃ。」 しのぶ「お願いね。」 5分後 社長「見つけたぞ。」 しのぶ「あなたは今朝の・・・」 社長「よくもなげとばしてくれたな。いまは弓矢部隊つれてきてやった。かこ め〜。」 しのぶ「ひきょうよ。」 しのぶは弓矢部隊にかこ まれた。そして、・・ 社長「撃て〜。」 『ドス』 しのぶは弓矢部隊に撃たれた。 ラム「しのぶ〜。」 ラムはそれを見ていたらしい。 ラム「しのぶになにするっちゃ。」 ラムは雷を落とそうとした。が、 社長「あいつもやってしまえ〜」 ラムにたくさんの矢が飛んでくる。その時、 『ヒュン』『ガツ』 社長「だれだ〜。」 しのぶ「はぁ、はぁ、」 しのぶがそこらへんにあった石を社長の頭にぶつけたらしい。 社長「しぶとい女め。」 しのぶ「ラムはね、今、嫁入り前なの。」 社長「傷をづけるなと言いたいのか?そうだな、お前の体の何かをくれたらな。」 社長は刀を出した。 ラム「やめるっちゃ、しのぶ。」 しのぶ「・・・私の・・右腕・・・」 社長「ほう、後悔しないな。」 ラム「逃げるっちゃー。」 『ズバ』社長はしのぶの右腕を切った。 社長「きさまはきさまの結婚式をつぶしてやる。いいな。帰るぞ。」 弓矢部隊「はっ」 ラム「しのぶ、しっかりするっちゃ。」 その時、 さくら「そこで何をしておる。」 さくらが走って来た。 さくら「み、右腕完全断裂!?ラム、氷をたくさんもってくるのじゃ。」 ラム「わ、わかったちゃ。」 さくら「なんてことだ。」 病院 さくら「いったい何があったのじゃ?」 ラム「実は・・・・・・・・」 さくら「やつがそんなことを。」 医者が出てきた。 ラム「先生、しのぶは、しのぶのうでは?」 医者が答えた。 医者「大丈夫ですよ。今日はひまだから名医を集めたよ。自分で動かせるかどうかは リハビリ次第です。」 ラム「よかったちゃ、よかったちゃー。」 医者「それに僕達だって、(ここで人生をかえてはいけない)と思っているしね。」 二日後 しのぶ「あ、ラム。」 ラムが部屋に入って来た。 ラム「しのぶ、よかったちゃー。」 ラムはしのぶに抱きついた。 友引高校 あたる「ぬわんだとぉ〜〜。」 面堂「あいつがそんなひきょうな手を・・」 お雪「まぁ。」 弁天「よぉし、やったろうじゃんか。」 何故か弁天たちも来ている。(何でだろう?) 竜之介「コテンパテンにしてやる〜。」 リハビリ室 しのぶ「ぐぐぐぐぐ・・・」 医者「がんばれ、自分で腕を動かしたいだろ?」 しのぶ「ん〜〜・・」 医者「今日はこれまでにしょうか、がんばるんだよ。」 ラム「しのぶ、だいじょうぶけ?」 しのぶ「大丈夫よ。」 ラム「三日後、結婚式することになったちゃ。」 しのぶ「本当?じゃぁ、看護婦さんといっしょにいくね。」 ラム「うれしいっちゃ。」 三日後 あたる「アホ、ベタベタくっ付くな。」 ラム「なんでだっちゃ?」 あたる「しのぶ〜、腕大丈夫?」 しのぶ「まだ自分では動かせないけどね。」 面堂「ラムさ〜ん、後悔しないんですか?今なら間にあいますよ。」 ラム「後悔なんてしないっちゃよ。」 その時、 『ドカーン』あいつが来た。 社長「撃って撃って撃ちまくれ〜」 弁天「てめーか、自分の会社を作るために人を殺すやつはー。」 弁天はまってましたと言う感じだった。 竜之介「けがじゃーすまねーぞ。」 ここで友引高校対社長組みの戦いが始まった。 兵士「死ね〜。」 兵士が看護婦を襲う。 看護婦「きゃ〜。」 しのぶ「この〜。」 兵士の棍棒をしのぶが左手でつかんだ。 しのぶ(右手がうごういてくれたら・・) その時、しのぶの右手が動いた。奇跡だ、いや、奇跡よりすごい。 しのぶ「でや〜。」 しのぶは棍棒をおった。 兵士「くらえ。」 兵士がテーブルを投げた。 しのぶ「こんなものは。」 『バキ』しのぶはテーブルをたたきわった。 しのぶ「今の音、ませか・・・」 戦いは友引高校の勝利だった。 そして病院 看護婦「本当にもー、せっかく動くようになったのに、こんどはこっせつねぇー。」 しのぶ「そこまで言わないでくださいよ。」 あの『バキ』はしのぶの骨が折れた音である。 しのぶのいる部屋にはもう一人あしを骨折した人がいる。 ラム「しのぶ、今度はうちもいっしょにいるっちゃ。」 そう、ラムである。 ラムとしのぶ無しの会議(じゃないな、絶対) ラン「これじゃまるで不良やんけ。」 ランは顔面を包帯でぐるぐる巻き。 お雪「そうですわ。」 お雪は鼻の頭と左のほにバンソウコウを貼っている。 弁天「なんだよ、その目は・・」 弁天は右腕を包帯でぐるぐる巻き。 竜之介「いいじゃねぇか、別に。」 竜之介は中指を突き指。 さくら「けんかをするな。」 左目に眼帯をしている。 テン「さくら姉ちゃんの言うとうりや。」 あたまにたんこぶができている。 面堂「あ、そいえば、また結婚式開くんだってな。」 右のほがはれあがっている面堂。 そして、無傷のあたる。 あたる「いやじゃ〜〜〜〜〜。」 終わり