ダーリンの顔が変わったっちゃ!?前編 (Page 2)
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「くたばれ!!じゃりテン!!」バチコン!!!「覚えと取れよ〜〜〜!!!」キラー
ン!
あたるはフライパンを下に置き、また食べ始めた。テンのおかず、ご飯もきれいに食べ
た。
一方あたるの部屋では・・・・「ないっちゃ〜」と音を上げるラムがいた。
「どこに置いたかな〜」と考え込み・・・あげくの果てに思い出した。
思い出しだしたのは、テンとあたるの戦いの5分後だった。こんなことはどうでもいい
のだが・・。
思い出したところにはそれがなかった・・。「おかしいっちゃね〜。」とまた考え込ん
だ。
またさがしはじめたとこ、それらしき物を見つけたが・・・。
ラムは実際、その形自体をはっきり覚えていなかった。ラムはそれを手に取って、食堂
に下りていった。
食堂は荒れていた。ラムは「どうしたっちゃ?」とあたるに聞いた。
しかしあたるは、何も答えなかった。顔には見ればわかるだろ・・と書いてあった。
ラムは、はじめはわからなかったものの、テンがいないところを見て、「また、テンち
ゃんをいじめたっちゃ?」あたるは顔を横に向けて無視した。ラムは呆れ顔であたるを
見て、
「も〜〜」と静かに言った。
あたるが再びラムに顔を向けた時に、ラムが手に持っているもの見つけた。
「なんだ?それは?」とあたるは聞いた。ラムはじっと手に取っている物をみて、
「わからないっちゃ」と神妙な顔をしてつぶやいた。
あたるは顔を横にむけて言った・・。「ど〜せお前のもんだから、ろくなもんじゃない
だろな〜〜。」
皮肉を精一杯こめて言った。ラムはしばらく黙っていた。そして、ゆっくりと手に持っ
ている物を観察した・・・・。そして、(ん?ボタンがあるっちゃ?)ラムはそのボタ
ンを押してみた・・・。「!?」・・突然大きな光があたるの部屋いっぱいに広がった
。「なっなんだ!!?」あたるはまぶしさに目を開けることができず、ただずっと伏せ
ていた。
「ラム!!その発光を止めろ!!」あたるは悲鳴に近い声でラムに叫んだ。
ラムは「うちもわからないっちゃ〜」ラムもあたると同じような声であたるに叫んだ。
突然あたるは顔を抑えた・・。「痛てええ!!わあああああ」とあたる。「ダーリン!
?」
ラムはあたるの苦痛に似た悲鳴を聞くと、なんとか目をあけて、あたるの方に行き、
抱きついたというより、しがみついた。なお諸星はラムを払いのけようとした・・。
「ラム!!はなせええ!!!!!」ラムは固くあたるにしがみついた。「絶対離さない
っちゃあああああああ!!!!」ラムは電撃をあたり一面にうった。うったというより
、苦しみからの電撃であろう。当然あたるにもあたり・・・といううよりラムがしがみ
ついているので・・・喰らっていた。ラムの電撃で発光の物は壊れた。
ため息まじりに「ほお〜」と二人とも安堵の息を吐いた。
ラムは目にもうしわけなささを浮かべながら、「ダ〜リンごめんっちゃ・・」と言って
いる。
そしてあたるの顔を見たとき・・・・「ああああ!!!!!!!」突然驚いた顔をした
。
「なんだ?」と諸星・・・・・・。ラムは震えながら、「そっその顔〜〜〜!!!」ラ
ムはどもりながらも・・・また震えながらも・・・・こうつぶやいた・・・。
「なんだっていうんだ?」と横に顔を向けたら・・・「なっ!?」
「なんじゃこれは〜〜〜〜!!!!」と窓ガラスに向かって叫んだ。

          前編   END・・・

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