夜花の詩3 (Page 2)
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   その病気が確認された所もあたいらでも一生辿りつけねえ場所さ」
面堂「・・・」
弁天「それがどのようにどうやって発疹するかはまだ知らねえが・・・とにかく厄介だぜ。
   こいつのせいで少なくとも20の銀河系が廃墟となっちまった。」
面堂「い!?」
弁天「・・・でもよ・・・ほんとなんで地球人に・・・?」
ラム「・・・うちもわからんっちゃ・・・」
面堂「・・・」

メガネたちは・・・

チビ「それが伝染病で俺たちにうつるとなると・・・」
カクガリ「もうおしまいだぁ!!」
パーマ「なんちゅーことになってしまったんだ!!ああー・・・」
メガネ「人類存亡の運命の鍵を背負ってる役目となるとめまいにも似た不安と感動を覚え・・・うっ」
(ばたっ)
メガネは倒れた

パーマ「おい、ふざけてる場合かよメガネ〜;!」

しのぶ「だめだわ!!私たちもみんな死ぬんだわー!!!」(泣)
コースケ「み、みんな落ち着け!こういうときは前へならえをするんだっ!!」
しのぶ「っこ、こんなときにふざけないでよ!!」

皆、相当動揺をしている。

弁天「あらら・・・やっぱりショックが大きいか・・・」
ラム「だっちゃね・・・」
面堂「しかし・・・これでうまくいったとしても成功確率が2分の1とは・・・」
ラム「・・・ダーリン病院に戻ってるっちゃ・・・?」
弁天「いいじゃねえか、仮に間に合わなかったときを考えて自由にしちまえよ」
ラム「弁天!!」
弁天「わ、わりぃ!冗談だよ!」
ラム「そんなことしちゃダメだっちゃ・・・できないっちゃ・・・」
面堂「・・・そういえばさっき・・・諸星は爆弾をもった体というのは・・・?」
ラム「・・・今のダーリンは無理すると急激に体調が崩れる弱体化した身体だっちゃ・・・
   手術だって本当は失敗したって後からわかったっちゃ。
   特に心臓が弱く・・・劣化して・・・一番脆くなってるっちゃ・・・」
面堂「・・・なるほど・・・なのにさっき無茶して外へ出て・・・」
ラム「だっちゃ・・・」
弁天「・・・とか話してる間によ」
ラム「え?」
面堂「ん?」
弁天「行き先の「とある星」に着いたぜ」
面堂「こ・・・これは!!」



地球からもっとも近い星・・・「月」だった・・・


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