夜花の詩7・サクラ編 (Page 2)
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心細いつばめであった・・・と、そのとき・・・




「カツ・・・」








つばめ(・・・?足音・・・?)



暗闇の中からゆっくりと足音が聞こえてきた








・・・そのころサクラ達は・・・

===


ラン「はっ・・・はっ・・・」
テン「ぜえぜえ・・・」

サクラ「情けんぞ!!おぬしら!!友引病院はすぐそこじゃ!!」
ラン「そ、そんなこといったって・・・」
テン「わい、空をこれでも速く飛んでるつもりやけどサクラ姉ちゃんむっちゃ速い・・・」
竜之介「仕方ねえなぁ、俺につかまりな!」
テン「おっ、恩にきるでーっ」
ラン「あ〜ん!!みんな速いわよーっ!」
レイ「んだ!」


・・・といいつつ病院前まで・・・


錯乱坊「・・・不吉じゃ」
サクラ「たしかに・・・異様な雰囲気が流れてるとしかいえんな・・・」
錯乱坊「人気(ひとけ)がなくなった幽霊病院か・・・妖気がすごいわい」
竜之介「でもそれってよ・・・・諸星が入院する前からの話じゃねえのか?」
サクラ「その通り、迂闊じゃったな、気づかんかった・・・
    ・・・見舞いしたときも本当ならいないはずなのにな・・・」
テン「あ!!」


そう・・・医者はあのとき確かにいた、テンも気づいた


サクラ「しかし変とわかった以上真相を確かめねば。つばめの情報によれば病院内には諸星以外に
    患者も医者もいない・・・」
錯乱坊「医者、つまり人がいたら異常じゃと思うのじゃ」
竜之介「そうか・・・わかったぜ」
サクラ「そうとわかったら突入じゃ!!」
全員「オーッ!!」




このあと・・・サクラ達は驚くべきことを耳にするのであった


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