夜花の詩10・ラム編 (Page 2)
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ラム「しのぶ、コースケ・・・」
まだ迷う・・・
弁天「あーっ、苛立たしい、てめえがそうグズグズしてっといずれ地球以外にも被害が出るんだぜ!
おめえの星にも、あたいの星にも、おユキんとこにもだ!!
そうなりゃこの宇宙はおしまいだ!!わかってんのか!?」
ラム「弁天・・・」
それでもまだ躊躇するラム・・・
弁天「・・・安心しろ、死にゃあしねえよ、あたいらを信じろ、あたいらもおめえを信じる。
それにこれはおめえしかできねえことだ、頼むよ・・・」
ラム「ッ!」
カクガリ「大丈夫大丈夫、」
チビ「おっ、俺ももう怖くないよぅ」
パーマ「弁天様の言うとおりだよ、ラムちゃん」
ラム「みんな・・・」
弁天「わかったら・・・行け!」
ラム「ッ!!・・・ごめんっちゃ!!」
ラムはついに決心する、上空へのぼった
メガネ「あ・・・ラムさん!!」
ラム「?」
メガネ「これだけは肝に命じて欲しい・・・ここには『あたるはいない』ということを・・・」
ラム「・・・?」
メガネ「それでは・・・また後で合流しましょう!!」
ラム「・・・わかったっちゃっ!!」
それぞれの思惑をのせ、ついにそれぞれの戦いが始まった。
・・・しかしこの『戦い』がまだ序曲に至ってないということなど誰も知るよしがなかった
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