がんばれ 2 (Page 1)
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し「陽炎さん、生道具て何ですか?。」
陽「水神という忍者を知っていますか?。」
あ「メガネ知ってるか?」
メ「さぁ、初めて聞いた。」
陽「ではまず、水神の説明をしましょうか?。」
面「あ、お願いします。」
あ「まった、ラムを助けるのがさきだ。」
陽「ラムさんは大丈夫よ。水と油がいっしょになるには、
   時間がかかるのといっしょよ。」
し「水と油?」
面「その説明をお願いします。」

陽「水神にはどこに行ってもない、現代でも作れない道具を
   作った人がいた。 名前は水(すい)と神(しん)
  この二人は道具を作るのにちかいをたてた
   水は『生きるため、生かすために道具を作る』
  神は『殺すためだ。  きれいごとをいうな、武器は
     殺すためにある』
  そして神の最後に作った道具が『永えんの命、天血』
  永遠の命になるには、鬼を食べないといけない。
  でもあの時代いは、鬼がいなかった。だから現代までまたないと
  いけなかった。」
面「なるほど、それでラムさんを・・」
陽「そう、天血は死・ラムさんは生・生と死がいっしょになるには、
  それなりに時間がかかるの。」
あ「どのくらいだ。」
陽「一週間以上。」
面「そのくらいあれば大丈夫。」
陽「では、これをわたします。」
陽炎は、あたるに緑色の玉を・面堂に変わった刀を・
しのぶに木刀を渡した。
陽「あたるくんに渡したのは生道具・言玉よ
  言玉は持ち主の心を読み取り、たて・力の調節をする。
  面堂くんに渡したのは生道具・蛮竜。属性は火。
  だから火の攻撃はかなりすごいわよ。
  しのぶさんに渡したのは、生道具・閻水のさや、中には閻水が
  入っているの。中に水を入れると刀になるの。」
メ「俺達のは?」
パ「俺達もラムさんを助けに・・・」
陽「それはだめよ。道具には道具。
  水神道具はある人しか使えないの。」
チ「ある人って?」
陽「形のある人。」
カ「形?」
陽「そう面堂くんの形は火の鳥。
  しのぶさんの形は氷水の精。
  あたるくんの形はナイト。
  その形は、主人が危険になったら出てくる
  最強の道具と言っていいでしょうね。」
し「わたしに形があるなんて始めて知った。」
面「確かに。」
陽「あなた達に聞くわ。 命をかけてまでラムさんを
  助けにいく?」
面「もちろん。」
あ「俺はいやだ。」
メ「なにーーーーーーーー。」
し「あたるくんの気持ちはよく分かるわよ。
  もし、あたるくんが死んでラムかえったら
  ラム、すごく悲しむじゃない。
  だから、あたるくんは命をかけたくないだけよ。
   私も命はかけないけど助けにいくわよ。
  大切な友達だからね。」
あ「さすが俺の彼女・・・オゴ。」
        (ストレートパンチ)
面「やっともとにもどったか。」
陽「では、ついてきなさい。」


温「席につけ、ん?あの四人は?」
メ「早退しました。」
温「よ〜し、補習だ〜。」
一同「えーーーーーーーーー。」
メ「ラムさんを必ず救ってこいよ〜。」


 続く

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