Topic 61:降順
ボーイ・ミーツガールのラムについて
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No. 61-49 (2003/12/09 23:28:32)
Name :Toshio
Title:何だか・・・
このエピソードのラムは、侵略者としての本性が出ていたと思います。
地球人どころか、地球そのものを人質にとったのですから。その目的があたるに好きと言わせるためだというから、驚きです。
追い詰められ、みんなに責められるあたるが大変そうでした。
しかし、もしあたるがここで屈服していたら、これ以降ラムは、駄々をこねさえすれば何でもできると思ってしまっていたことでしょう。子育てでも重要なことらしいですよ。

No. 61-48 (2003/09/15 22:43:27)
Name :すーむゆー。
Title:なびいているという語意に捉え方の違い?
61の35の趣旨はわかりますが、「さらに」以下のせりふをもってなびいていると判断していることが疑問なので指摘させていただいた次第。
ところで、
>ラム視点であたるがラムになびいている。
これ自体も少し疑問ですね。
ラム視点では、あたるは最初(かけめぐる青春のとき)自分に「なびいた」がその後しのぶのほうがいいと言い出した、つまりラムから離れて「浮気」した、その後つぎつぎ女の子に目移りしていってひとつも自分(ラム)のもとに戻ってくれない。。ではなかろうかと。でもここでの「なびく」、というのは「鬼族のプロポースという行為に対する慣習による判断」とも考えられ、私のこと、好き?嫌い?といった心の中を問うものとは必ずしもいえない。むしろ、「約束」というドライな認識といったものかもしれない。
それから、たとえ、初期においてあたるがラムになびいていなくても、それをもって最終話のボーイミーツがかなしすぎる、ということにはならないとおもいますね。初期はどうあれ、なんといっても連載7年(?)、話中の経過時間約1年もの間、半同棲状態を続けた仲なのですから、その間あたるの心のなかにラムが築き上げてきたモノがあるはずです(同時にラムの中に築き上げられたものもある)。結局ボーイミーツではそのすべてが問われるわけで、殊に恐ろしい闇というのは単にルパの宇宙だけではなく、とらわれのラムの心の中に膨らんでいった「ダーリンは絶対うちを助けにくる」に対する「ダウト(猜疑)」(=ダウトはラムの身を案ずる一心で追ったはずのあたるの心にも生じ、彼の言動を狂わせてしまう)をも指しているといえるのですが。ちなみに「ダーリンは絶対うちを助けにくる」の実績は見合いコワシが最初ですね。二人の築き上げたモノの一つ。

No. 61-47 (2003/09/15 20:25:12)
Name :ビラ
Title:(無題)
>ラム視点で「あたるはラムになびいている」からといって、事実「あたるはラムになびいている」ことには、ならんでしょう。
No.61−44でも似たような事を言いましたが、No.61−35で僕が言いたかったのは、ラムが「あたるがラムになびいてる」と認識していて、No.61−33の『そんな魅力的な……でしょうか。』の考えには無理がある事を言いたかっただけで、「なびいている」の事実云々は関係ないのです。

> No.61−45の紀香さんへ、
ラムは愛情表現だと思っていませんよ。しかし、あたるにそんな事を言われても『絶体絶命』の「うれしーい!ダーリンはやっぱりうちを心配してくれたっちゃ〜っ!!」でもわかる通り、ラムは『あたるはラムになびいている』と勘違いしてしまうのです。

No. 61-46 (2003/09/15 12:23:24)
Name :すーむゆー。
Title:61の35と33(順序逆ですが)
>61の35について。
ラム視点で「あたるはラムになびいている」からといって、事実「あたるはラムになびいている」ことには、ならんでしょう。「かならずこの手で抱きしめてみせる」は、ラムでなくてもビキニの美女が目の前にいれば、あたるの口をついてでた科白と考えられる。これが特段ラムになびいているという証左にはならない。
>61の33
ラム視点でいえば、「『最初』あたるは自分にプロポーズしておきながら、『あとから』しのぶに言い寄って、そのあげく、あろうことか『しのぶのほうがいい、離婚じゃ!』などという、この裏切り者!」となる。だから、「最初から」ではないけれど、プライドかけて「もう一度」振り向かせる、という意識はあったとしても矛盾はないとおもう。

>あたるのおもい。
最近思っているのは、「さよならを言う気もない」で二つの人格にわかれたときの一方がラムに「なびいている」ことから、なびいていることを意識はしていないものの、あたるの中に二つの思い「なびく」と「拒否する」が葛藤している状態ではないか?男なら誰しもいきなり押しかけてべたべたくっついてくる美女がいれば悪い気はしない、ましてや美女好きあたるなれば、、でもそれまでの生活を壊されるわけで、「まったくキライではないが、とまどっている」というのが正直なところではないか?「しのぶがいいんだよ」は、「あたる視点でのいままで」がいいのだ、という主張ともとれる。だからかならずしもラムをまったく否定しているわけではないが、さりとてなびいているというところまで言っていいかどうか。。

No. 61-45 (2003/09/14 22:40:51)
Name :紀香
Title:(無題)
「ラム視点ではあたるはラムになびいている」なるほど。しかし初期の
ころラムはあたるに「お前と暮らすくらいなら死んだほうがマシだ」
とか「この際はっきりいってやる!俺はしのぶがいいんだよ!」とか
いわれているのに・・・ ラムはそれもあたるの愛情表現と思った
んですかねえ。

No. 61-44 (2003/09/14 20:37:25)
Name :ビラ
Title:自分の考え
>「ダーリンうちにプロポーズしといて裏切りつづけてるっちゃ。」これはラムの勘違いでしょう。……

つまり、僕がNo.61-35で言いたかったのは、『プロポーズ』はラムの勘違いだったかが、ラム視点で見たらあたるがラムになびいている、と言う事でありNo.61-33の紀香さんの考えには無理がある、という事が言いたかったのです。

>No.61-39のすーむゆーさん
確かに『思い過ごしも恋のうち』の精神アスレチックシステムでのラムの科白はラムの心情と捉えるのには無理が在ると思いますが、少なくとも、ラムが『あたるからプロポーズされた』と勘違いした、と言うのは事実の様です。

No. 61-43 (2003/09/14 00:17:55)
Name :すーむゆー。
Title:(無題)
>その我がままぶりもまた「かわいい」
わたしの目には、「リアリティがある」と映りましたね。もちろん現実の人間のデフォルメではあるのですが(たとえば能における般若のような)。でも、リアリティがあるから、惹かれた。初期ラムの憂いや悲しみの表情とその変化は素晴らしいのひとことにつきましたもんね。もともと留美子さんは描く憂い、苦悩の表情に長けていると私はおもうのですが。
これらに匹敵する後期ラムは、ボーイミーツガールの「ダーリン、どうして?」くらいかなぁ。
それから、アニメのラムと原作のラムは、かなり違うとおもいます。

No. 61-42 (2003/09/13 21:38:59)
Name :紀香
Title:(無題)
「うる星」の世界だからこそラムがやりたい放題でも、
その我がままぶりもまた「かわいい」ということなのでしょうね
確かにラムが謙虚だと牙をぬかれた虎のようで面白くないキャラ
になるかも。個人的な意見で申し訳ないですが「うる星」は
おもしろいですし、好きですが、自我意識の強すぎるラムは
どうも苦手ですねえ〜

No. 61-41 (2003/09/13 12:19:40)
Name :すーむゆー。
Title:(無題)
>理解していれば。。
であった最初っからすべてわかっていれば、なにもおこらない。なにもおこらなければ、物語はすすまない。ということはうる星やつらは続かなかったはず。
わたしは、そういう欠点だらけのキャラが、はたからみればとんちんかんだけど一生懸命やっている、独特の緊張感がある、ギャグの殻かぶってシリアスしてる、おまけに作者は女性だし、これはきっと本音がでているのだろう、そこに惹かれてファンになりました(初期ラムのころ)。作者と同性の人はまた違った見方になるのかもしれない。そういう意味で楽しめない人もいるかも。前もかいたけど、ジェンダーの相違はこの作品(アニメも含む)を読み解く上での重要な鍵の一つ。
なお、今あらためて後期作品をみると、ワンパターンというか、特に恋愛ねたは二人の関係の行き詰まりを強く感じる。それにたいする一応の解決策をボーイミーツで作者はあたえたと、考えている。

No. 61-40 (2003/09/13 07:32:49)
Name :紀香
Title:(無題)
ラムは自分本位の恋愛しかできない あたるは、普段は他の女にちょっかいをだしたり、いい加減なところがあるけど、本当は自分のことを
愛してくれているんだと、ラムがあたるをちゃんと理解していれば
なにも他人を巻き込んであんな騒動にはならなかったはずですし。ずっとそばにいながら、あたるのことをなにひとつわかってなかったんじゃ
ないでしょうか? 気に入らなければ電撃、相手の恋人は排除、ラムは
まるでストーカーですよ 彼女は宇宙人、地球人の男からはもてもて
ですが、同性の彼女の理解者っていないですよね 親友?のランちゃん
もかなりひどいめにあってるし。

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