不死身戦士・諸星あたる (Page 1)
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    不死身戦士・諸星あたる

                                          
私こと諸星あたるは皆から、「ゴキブリのよーな生命力」や「トカゲの尻尾の如き再生力をもつ」などと言われ、
しまいにゃ、「化け物」とまで呼ばれてる・・・・何故か?  そう思った私はホントかどーか確かめてみることにした・・・


(登校時、サクラ先生がきたところをあたるが)
 あたる「サクラすわーん!!」
 (といって、飛び込む!後がどうなったかはいうまでもない・・・)
 (ぶっとばされたあたるは木にひっかかった)
 あたる「うーむ、字でしか表せないのが残念だが確かにすぐ回復するようだな」
 (ちなみにあたるが木にひっかかった高さは3階と同じくらいである、コメディーや
    ギャグマンガの運命ごとく、木の枝が折れ、あたるは落ちる)
 あたる「うーむ・・・」
 (頭から落ちたのにケロっとしてる。しかし、あたるだから不思議ではない)


 さて、私は教室へ急ぐのであった


あたる「よっす」
コースケ「よお、あたる」
あたる「あれ?随分少ねえな、みんなは?」


 教室にはあたるやコースケ、その他少数・・・


コースケ「最近カゼが流行ってて、みんなひいちまったんだってよ」
あたる「なんと・・・・!しのぶや竜ちゃん、メガネ達はわかるが・・・面堂もか?」
コースケ「ああ、面堂もだ 」
あたる「どうやらタチが悪いカゼらしいな・・・」
コースケ「まったくだ、」


 一方、面堂邸では・・・


面堂「ぶわっくしょん!」
了子「あら?お兄さま、どうしたんですの?」
面堂「誰かが僕の噂をしてる気がするんだ・・・」


また友引高校へ


コースケ「ぶわっくしょん!!」
あたる「大丈夫か?」
コースケ「ずずー・・・カゼひいたらしいな俺も」
あたる「なにっ!?大丈夫か!?」
コースケ「心配してくれるのか?あたる」
あたる「いや・・・ホント、タチが悪いなー・・・っとな」
コースケ「何ィ!?なんだと!?この野郎!!」

                                   
逆上したコースケは逃げるあたるを追う


あたる「お前でさえもカゼをひくとはな、わははははは」
コースケ「何が言いてえんだ!てめえ!!・・へっくしょっ!」
あたる「ほら、なんとかはカゼをひかんと言うではないか?」
コースケ「何ぃ?確かなんとかっていうのは・・・・・この野郎!バカだと!?って、あっ!逃げやがった!!」


コースケが考えてる際、あたるは一級品の逃げ足でその場を去る


コースケ「ぬぬぬ・・!アホにバカと言われる筋合いはないわいっ!!・・っぐしょ!」


でも、考えてる内に逃げられるというのもアホである
コースケをふりきったあたるはラムに会う


あたる「ん?ラム?」
ラム「あっ、ダーリン!!今日なんで先に学校へ行ったっちゃ!?」
あたる「ん?ああ、それはこの文章の最初あたりに理由が・・」
ラム「文章?何言ってるっちゃ?」
あたる「この内容を忘れてしまったかもしれん読者に説明しただけだ、気にするな」
ラム「?・・・まあいいっちゃ、ところで今日みんなどうしたっちゃ?」
あたる「カゼだってよ、面堂もメガネ達、しのぶや竜ちゃんも」
ラム「流行しているっちゃ?」
あたる「らしいぞ。コースケもついさっきカゼひいたしな」
ラム「そういえばサクラもさっきカゼって言って早退したっちゃ」
あたる「何っ!?サクラさんも!?・・・これは見舞いに行かなきゃならん!」
ラム「ダーリン・・・、しのぶや竜之介の所も寄るっちゃね?」
あたる「当たり前だ!!病人を心配して見舞いにいくのは当然だろが!!」
ラム「終太郎は?メガネさん達はどうするっちゃ?」
あたる「ええい!病人を安静させとくのは当然だろ!?」
ラム「・・・ならしのぶや竜之介は?」
あたる「・・・・・・さあ、行こう!!」
ラム「ダーリン!!やっぱり下心があったっちゃね!!」

 
毎回のごとくあたるはラムの電撃をよけながら逃げる


ラム「ダーリン!待つっちゃー!!」


あたるはまず竜之介の所に行こうとしたが案の定、ラムに阻止されるのであった・・


あたる「あが・・・が・・・」
ラム「さあダーリン!教室にもどるっちゃ!」


ラムはあたるを引きずり教室へ戻るが、みんないなくなっていた。また、黒板に張り紙がある


ラム「なになに・・・?今日は学級閉鎖となり、したがって今日の授業はなしとする・・・・温泉マークより
   だってダーリン・・・・ダーリン?あっ!いないっちゃ!」


 あたるは信楽焼のたぬきをつかった移し身の術で逃げ、竜之介のもとへ向かうのであった


ラム「うー、ダーリン!そうはさせないっちゃ!!」


ラムはすぐ購買部へ向かう


竜之介「出てけー!!この野郎!!」
あたる「まーまー、竜ちゃん、お見舞いに来たんだよっ、ぼく」
竜之介「なあにが見舞いでぇ!!失せろ!!」
 

あたるは竜之介にぶっ飛ばされ購買部から廊下へふっとびラムと遭遇


ラム「ダーリン・・・!」

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