夜…… (Page 3)
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こ〜もなめられたからには、しばらくだんまりを決め込んでやる。


「まっっってえええええええええええもろぼしぃぃ!きょうこそはさんずのかわへおくってやるうううう!!!!!」

ちぇ、来やがった。
とにかくもう金輪際、あんなアホと添い寝なんぞせん!!

















=おまけ=

夕方、例の時計台裏の機関室にて。


「………これより、ラム親衛隊最高幹部会最高法規に則り親衛隊人民裁判を開始する。ジークラムさん」
「「「ジークラムちゃん」」」
「では罪状を読み上げる、被告人諸星あたる、貴様はラムさんにあろうことか、チ、チッスを迫ろうという暴挙を働いた。被告人、罪を認めるか?」
「おれは無実だ!」
「やかましい!ラムさん自らこれを全校生徒に言いふらしているのだ!これは明らかに我々に助けを求めるシグナルであり…」
「俺の話を聞け〜〜〜!!!」
「…あのなぁ。お前は本来なら公然ワイセツ罪で警察にしょっぴかれているところだったんだぞ。それが人民裁判で刑もリンチですむ。なああたる、幸せなことなんだぞ。さあ罪を認めて更生しようじゃないか、なあ。」
「警察の方がよっぽどましじゃ!俺はただ一緒に寝ただけでそれ以上は何にもしてないっ!」
「」
「「「」」」
「んあ?なんかおかしいことを言ったか?」
「「「あたる…おまー添い寝…してたのか」」」
「くっ、くうぅっ…一度ならず二度も・・・・・・・・・・!もう許さん!許さん!ラム親衛隊最高幹部会最高法規補則適用だ、あたるを再起不能にしろおおおお!」
「「「おおっ!」」」

「うぎゃああああああっ!!」(言うんじゃなかったああああああああ…………)






「はたして、諸星あたるが無事だったかは定かではない。しかし彼はその後しばらく…いや、それは皆様の想像にお任せするとしようかのう。
運命じゃ。南無阿弥陀仏」

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