ヨロイ娘の新たな試練!体力テストは乙女の園で!(完結編) (Page 3)
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一方飛麿は、女性使用人数人によって同じく門限破りの罰でフクロにされていた。ちなみに彼の門限は7時。
邸内には一晩中、ビシッ、ビシッという音と、ドカッ、バキッという金属音と、それに合わせて2人の悲鳴が響きあった。
「うーん、困ったねぇ」
2人の父は娘と息子を見つめ、ただ一言そういった。
その後、こんなニュースが流れた。
「恋を選んだ乙女達、共学に全員転校。将来のエリート候補達がなぜ?」
「また諸星君(17)が関係か?本人は事件への関与を否定」
「私たちも普通の女の子ですわ(同校元生徒A子さん談)」
その後しばらくして、潔癖女子中学校廃校のニュースが流れた。校長は債権者からの追跡を逃れるべく、夜逃げをしたそうだ。
飛鳥は安住の地を失うこととなった。そして今日も、枕を抱えて、「お兄様」の布団に・・・
「ああ、まだお尻がズキズキ痛みますわ・・・お兄様に慰めてもらいましょう」
The end


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