若社長VSヒラ社員 (Page 1)
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―若社長VSヒラ社員―
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ストーリーがわかりやすいように、ここでは一般的な会社機構を説明します。
必ずしも絶対そうだという事ではありません。わかりにくかったらごめんなさい。
私自身もはっきり理解していることではないので…。
それと、この部署にいる人物の紹介をしてますが、今のところ面堂、諸星、しのぶ、ラム、
コースケがメインと考えてますので他キャラはでないかもしれません。また部署もこの先変更する可能性もありえます。
諸星とラムの関係もまったく進歩ありません。家から一緒に通勤です(笑)
年齢とかも特に明確にせず、ただドタバタの場所が変わった程度と考えていただければと思います。
社長― 一応会社における責任者です。リーダーです。
この人しだいで会社が繁盛するかどうかおおよそ決まります。この話ではもちろん面堂終太郎が社長です。
秘書課―社長、専務、部長クラスに付く職業です。仕事内容は他の会社社長との面談の予約連絡したり、
社長と社員の間をうまく取り持ったり、他雑用も含めて社長が動きやすいようにさりげなく
フォローをする仕事だと私は思ってます。機転の利く人物として主任秘書しのぶがいて、その下にラムがいます。
営業課―相手がどんなものが欲しいのか、探りを入れて自分の方はこんな物を持ってるから買わないかと持ちかける仕事です。
諸星あたると白井コースケがこの部署です。
人事課―どういう人がその仕事に向いているか調査して配置します。この話では人事権は全て終太郎が持っています。
広報課―会社がどんなものを扱っているか商品の宣伝や会社のイメージアップを宣伝している部門です。
ここにはメガネがいます。
総務課―事務全体を管理する部門です。事務の全てですから備品の管理さえも含まれます。
備品とは文具用品、ボールペン消しゴムに始まり、各部署で使う伝票、会社用便箋封筒など多岐にわたります。
ここにはチビとカクガリがいます。
庶務課―この部署は私はいまいちどんな仕事をする部署なのか、把握できなかったのですが、
以前チラッと見たTVドラマ、ショムニを参考にして全部署の専門知識外のフォロー部署と考えました。
藤波竜之介がいます。
経理課―会社のおこづかい帳係。収入がどれだけあって支出がどれだけあって、儲けがいくらか計算します。
情報企画課―欲しい商品はどんな物か、どんな人物がどれだけ欲しがるのかを調べて商品内容を考えます。
ここにはパーマがいます。
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「給料上げやがれ!!このタコ〜!!」部屋の向こうから会社中に響き渡る声。
コースケ「ついにやったか、あのアホ。しのぶ、どうして止めなかったんだ?」
しのぶ「止めたら余計にストレスたまるわよ。それにあれくらいどうってことないわ。」
コースケ「まぁレクレーションみたいなものだからな。しかし面堂の怒りがあたるのアホだけでうまく防げるとは思えん。
とばっちりがこっちにまで来たら困る。しのぶフォロー頼むな」
しのぶ「ちゃんと面堂くんの好きな紅茶、後で持っていってなだめるから大丈夫よ」
そんな会話をしていた2人の前の扉が開き中から問題の人物があらわれる。
「面堂のバッキャロー、アホ〜、暗所恐怖症の閉所恐怖症!!」
「まだ言うか!貴様〜!!」部屋の向こうからの悪口の律儀な返事とともに
しのぶ、コースケの2人が見守る眼前を釣鐘が扉をぶち壊しながら猛スピードで通り過ぎた。
しかし投げつけられた人物は平然と釣鐘をよけた為、釣鐘は部屋の前の壁にめり込んだ。
俺の名は諸星あたる。俺は、いや俺たち2年4組のほとんどは今この会社、
面堂財閥系列の1企業に就職した。1企業…、つまりあの暗所恐怖症で閉所恐怖症で、
男女差別が超きびしいアホの面堂が直接会社の経営を行っている物流関係の会社である。
何故面堂の下なんかで働いているのかというと、面堂の方から頼んできたからだ。
当時俺はラムと一緒にとりあえず大学に行き、しのぶは短大にとそれぞれの道を歩んでいたが
それでも以前と変わらずに4人で遊びに行ってたりしてたので、
あんまり高校の時と変わらなかったが、ある日面堂はこう言った。
終太郎「…今度僕は力試しに会社を起こしても良いと父上…現面堂家当主からお許しが出た。
諸星、僕の所へ来てその特殊な能力試してみんか?その人外の物の怪に好かれる性格…僕はプラスになると思ってる…」
そうして俺は面堂の起こした会社に行ってやる事にした。
面堂は同意した他の会社にいた奴らとかバイト生活を送っていた奴らとか引き抜いて
2年4組の奴らのみならず、他のクラスの友引高校生徒ほとんどを集めて一応適材適所と思われる場所に振り分けた。
部署で足りない人材は黒メガネ達で補ったので、友引高校の奴ら以外はいつもの黒スーツに黒メガネをかけている。
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