うる星やつら伝言板

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うる星やつらについて、深く掘り下げて議論などを行う伝言板です。
深く、熱く語りたい場合などにご利用ください。
単なる質問や挨拶などのトピックを作成するのはご遠慮ください。(削除対象となります)

うる星劇場版 あなたがつくるなら?
No.147-TOPIC - 2003/03/07 (金) 20:02:32 - home made
もしあなたが脚本家または監督になって劇場版をつくるなら、どんなストーリーを
考えますか?「自分なこんな話をつくりたい」「こんなストーリーを思いついた」
と言うあなたの考えをお聞かせください。細かなストーリーをお書きになっても、
あらすじ、出だしだけでも結構です。あと、タイトルをつけて下さるとうれしい
です。無くても結構です。皆様宜しくお願いします。
 
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62件 ( 1 〜 20 )  前 |  1/ 1. 2. 3. 4. /4


追記です 引用
No.147-62 - 2018/11/19 (月) 14:33:30 - モーニングスケッチ ID:XUU.wuvU
最後の鬼ごっこで、元の仲になってはいたが、相変わらずあたるの浮気みたいな不埒な行動は改善されていなかった。ラムだけは、たとえあたるがそんな行動を取っても、自分のことを愛していることはわかっていた。でも、記憶喪失装置はそこまでは分析できていなかった。記憶喪失装置からすれば、あたるの行動はラムを嫌っているとしか映らず、結果として、世界改変を発動させた。ラムがいる世界を望むのか、そうでないのか。あたるがどちらを選ぶか、それで判断しようとした。

ランとお雪、弁天が集まったのは偶然。ランがお雪と弁天の3人が集まれば何か思い出すかもしれないと言い出したため集められた。その時まで、あたるは4人が集まることが鍵とは思っていなかった。

修復プログラムは、すべての作業終了後(ボタンを押したことをラムに忘れさせるプログラムを注入後)に、世界を改変前に戻し、あたるを現代にタイムスリップさせた。

と、まあ、熱く語っても意味ないとは思うのですが、説明不足があったと思ったので追記しました。この件に関してはもう投稿しません。だって涼宮ハルヒの消失とほとんど一緒なので、こういうのはよくないことですし。どうもお騒がせしました。

パクリですがこんな話があったらいいな 引用
No.147-61 - 2018/11/19 (月) 01:28:27 - モーニングスケッチ ID:pafUxPvU
そうですね、涼宮ハルヒの消失みたいな話がいいです。はっきり言ってほとんどパクリです。長文だし、面白くないです。でもせっかく書いたので投稿することをお許しください。1時間ぐらいかかった^^;。それだけうる星やつらを愛しているとわかってくれたら。

最後の鬼ごっこで元どおりの仲になっていたけど、記憶喪失装置は止まらずに動いていた。記憶喪失装置は、AI機能を駆使して、今までのあたるとラムの関係を分析し、独自の進化を遂げ、あたるに選択権を与えて発動した。すなわちラムがいる方がいいのか、いない方がいいのかということである。記憶喪失装置は鍵となるヒントを与えて作動する。あたるがヒントから鍵を見つければ、修復プログラムが作動し、世界改変のチャンスを与えるようになっていた。って、ほとんど涼宮ハルヒの消失と一緒じゃん、全然想像力ゼロです。

具体的には、ある日、世界が改変し、あたる以外の登場人物は記憶が書き換えられていて、ラムの存在を誰も知らないようになる。しかし、弁天、お雪、ランは地球人として、日本で生活している設定に書き換えられる。もちろん弁天などもすべて記憶は書き換えられていてあたるのこともラムのことも知らない。弁天は名前は日本人的な名前に変わっている。記憶装置が与えた鍵とは、弁天、お雪、ランを見つけ出すことであった。世界改変後は、うる星やつらの世界観はガラッと変わっている。気軽に宇宙人が近くにいたり、やってきたりというのではなくなっている設定。

改変後、あたるは世界が変わって自分だけがラムを知っていることを理解し、なんとかしようとし、ラムの友達であったランを見つけ出す。ランは友引高校に通っている一高校生だったのだ。ランはあたるを学校で見かけたぐらいしか面識はなかった。あたるはランにラムのことを聞くが、ランはラムなんて知らないと一蹴してほとんど無視される。またランがあたるのことを今までのように知らないこともショックを受ける。世界が変わったことを痛感し、あたるは失望して家に帰るしかなかった。

その夜、あたるはラムが寝ていた押入れから、ラムの日記を見つける。もちろん内容は白紙になっていたが、「鍵を揃えよ、48時間以内」というしおりを見つける。鍵がなんなのか全くわからず、時間だけが迫る。

そこで助け舟を出す人物が現れる。それは運命製造局の因幡くんであった。彼は亜空間にいたので、世界改変の影響を受けなかったのだ。因幡くんだけはラムを覚えていた。あたるは希望の光を見出す。宇宙人などは存在しないが、亜空間は存在するという矛盾が生じるけど妄想なんで許してください。

亜空間では今までの世界の未来が残されていたが、その未来も少しずつ消えていることをあたるに告げる。亜空間はまだ記憶装置の影響がすぐにはでなかったのだ。たとえ因幡くんが現れたとしても、鍵がなんなのか検討はつかなかったが、改変前はランはラムの友達であったことは確かなので、もう一度、話をしてみようと思った。

次の日、あたると因幡くんはランをなんとか説明し事情を話す。ランは二人が真剣に話すのを聞いて、世界が変わったことを信じるようになる。

ランは、自分を含め、ラムとお雪と弁天の4人が幼なじみであることを二人から知る。改変後もランとお雪と弁天はそのまま幼馴染であることがわかり、ランは残り二人と連絡を取り、あたる、ラン、お雪、弁天の4人が同時に揃った。その時、因幡くんが持っていたパソコンが勝手に立ち上がり、修復プログラムを始めるかどうかをあたるに求め、あたるは修復プログラムを実行する。

修復プログラムは、あたるをラムの鬼ごっこを始める前日にタイムスリップする(第一話の前)。この記憶装置は鬼星の作ったものであり、タイムスリップなんてお手のものである。実は、記憶喪失装置は暴走していたのではなく、その前日に実行ボタンを押していた人物がいた。それはなんとラムだったのだ。ラムはそのときレイと婚約しており、あんな男と結婚するのは嫌だった。また父親にインベーダーとして地球に一緒に行くと言われていた。本当は地球にも行きたくなかったし、どこの誰かもわからないやつと鬼ごっこするのもうんざりだった。自暴自棄になっていたラムは、すべてを消し去りたい、自分を変えてしまいたい、と第一話の前から記憶喪失装置のスイッチを押していたのだった。実行日は鬼ごっこ終了時に設定していた。

鬼ごっこ終了後、ラムはあたるに求婚されたと思っており、未来が変わると信じて記憶喪失装置の作動を停止したはずだった。でも実際は記憶喪失装置は止まってはおらず暴走し、選択権を与え発動したのだった。

修復プログラムは、あたるに指令を与えていた。それは、ラムが記憶喪失装置を押した直後に、ラムに記憶喪失装置を押したことを忘れるようなプログラムをラムに注入しなければならない。修復プログラム自身もAIが作ったものであり、実行ボタンをラムが押さないことには、修復プログラムが作られなくなってしまうからだ。

そしてそれはうまく成功し、ラムは記憶喪失装置のボタンを押したことは完全に忘却、修復プログラムは自分自身のAIを書き換え、二度と動かないよう機能の完全停止に成功し二度と発動することはなくなった。さらに修復プログラムはあたるを現代にタイプスリップさせて終了となる。そしていつもの日常が戻ってくる。あたるはラムのいる世界がどれだけうれしいかを知るが、ラム自体は世界改変があったことなどは全く知らない。これを機にあたるは浮気をしなくなる。そう、記憶喪失装置の本当の目的はあたるの浮気を治すことだったのだ。という感じです。


って、ほんまに涼宮ハルヒの消失そのものになってしまった。もし最後まで読んだ方がいるとしたら、読んでくれたことを感謝します。ありがとうございました。涼宮ハルヒの消失を見ていない方は、絶対に面白いから一度見ることをオススメします。

(無題) 引用
No.147-60 - 2005/02/26 (土) 09:15:42 - ブルー電機釜 ID:tWNdbHK2
パート7の映画
あたるの先祖が出てくる話。その人物がそれとなく、ルウの先祖でもあるような無いようなニュアンスを伝えるように。
パート8の映画
あたるが鬼族になる話。それでラムとつつがなく結婚する。でも夢だったというオチ。

あと思いつくのは、あたるが、「ラム、俺のこと好きか?」と聞いたら、ラムが甘〜い声で「きらーい、だっちゃ」
とか言うとか。ラストシーンでそういうやり取りが起こるように話をもって行く映画。

個人的な好みのスタッフ(勝手に) 引用
No.147-59 - 2005/02/24 (木) 21:13:33 - ATALUM ID:uZzQe2uI
キャラデザ    西島克彦

作監 .        土器手司

原画(順不同)... 前島健一
          中島敦子
          古橋一浩
          もりやまゆうじ
          山下将仁
          河南正昭
          加藤鏡子
          古瀬登
          西島克彦


キャラデザは西島さん、この方であれば今のアニメの風潮を出すことなく
るーみっくの作風を再現してくれると思います。もりやまさんをキャラデザにすると
おそらくとんでもない絵を描きそう(と言うか描いてた)なので外しました、原画ならマシかと。

作監については単なる私の好みです。

原画には動画出身の二人といわくつきの方、あとは安定した画を描いていた(私好みの)人たちです。
山下さんは内容次第かなと思いますが。。。
ただこの方に西島さんを加えた原画となると…ギャップに苦しむこと間違いなし(ぉ

付け加えるなら音響に斯波重治さん(無理だろうなぁ・・・)を、
プロデューサーに落合さん…と言いたいけど…(泣)

めんめん! 引用
No.147-58 - 2004/10/16 (土) 15:37:00 - め〜ん ID:41aL0z7Q
面堂が好きだから面堂が主人公!てのを作りたい。

(無題) 引用
No.147-57 - 2004/10/06 (水) 20:58:07 - 奏音 ID:9RWvaVJA
う〜ん、悩むねぇ…。脚本家か監督の立場で考えるのなら、絶対にヒットできる作品を作りたいし。
と言う事はファンでなくても楽しめる作品を作らなくてはならない。
そうなるとアクションシーンや謎解きみたいな物(伏線色々張ったり)が必要だ。
ベタなラブストーリーは禁物。少々の恋愛はOK。
伏線の張りすぎで内容を大きくしすぎて終わりきれなくなるのは嫌だ。
夢邪鬼ネタは止めたほうがいい。ビューティフルドリーマーの続編みたいになるから。
あくまでもあたるが主人公で。
時間は90分。
自分の中の決まり事はこれくらいかな。
ストーリーは考え中。

(無題) 引用
No.147-56 - 2003/08/07 (木) 14:23:41 - ラロシュ ID:xI8L2Bms
「うる星やつら」と「らんま1/2」を合作させるなんて言ったらここにいるファンの人に叩かれるだろうな.......。
どちらも好きなので是非やってもらいたいのだが、要素が違うし無理か。

TOMOBIKI WARS ACT,7メガネの推理2〜爆発 引用
No.147-55 - 2003/07/29 (火) 12:49:51 - 毘沙門天 ID:OsUBTwdM
あたる「鬼星の人間か」
メガネ「そうだ。その可能性が高い」
面堂「そうだったのか」
さすがの面堂もここまでは分からなかった。
面堂「しかし弱ったな。面堂家の軍事力を持ってしても太刀打ちできんぞ」
面堂は困り果てた。
メガネ「いや戦闘においては旧面堂軍の戦力だ。あの戦闘機を見て気付かなかったか?」
面堂「ああ、確かに鬼星の武力は使わないだろう。だが、新型のハリヤーやレオパルドがオクトパスシティ内に大量に有るのだ。しかもロックされていない状態で」
周りはシーンとなった。
メガネ「それがあそこを占拠した理由か・・・」
メガネは冷や汗が流れた。するとあたるは面堂の胸ぐらをつかんだ。
あたる「馬鹿かお前は!!なんであんなとこに置いとくんだ!!」
そして面堂はその手を振り払った。
面堂「しかたないだろ、友引町周辺には面堂軍は配備されてなかった!!友引町はお前みたいな馬鹿が多いからな!!いつあそこが襲われても良いようにしてたんだよ!!」
あたる「なんだと、てめえ」
メガネ「やめんか、こんなとこで喧嘩したところでなんにもならん!」
あたる「そんなこと先刻承知だ。今日こそあいつの息の根を止めてやる!」
面堂「望むところだ!」
二人はいつものように刀で斬りつけ真剣白刃取りをした。するとコースケが後ろからもぎ取った鉄パイプで二人をぼこぼこにした。二人は頭を抱えた。
あたる「何すんじゃい!」
コースケ「こーでもせんととまらんからな、お前等は・・・」
面堂「それは諸星だけだ。利口な僕は場合の応じる」
あたる「アホ面しとくながらなにいっとんじゃ」
二人はにらみ合った。
そのとき地響きがなり警報がなった。
あたる「なんだ、何が起きたんだ!?」
メガネ「面堂、これはどういう事だ!!」
面堂「僕にもわからん!」
コースケはパニックに陥っていて何も喋らなかった。
面堂は近くにあった電話を取った。
面堂「どうした、状況を報告しろ」
電話「それが本館東の約5q地点で爆発がありました。現在消火班が向かっています。」
面堂「原因は!?」
電話「詳しいことは分かりませんがミサイルによる爆撃です!!発信地は友引町!!」

(無題) 引用
No.147-54 - 2003/07/27 (日) 17:39:19 - うるUL ID:SFa3.utM
全CG。誰か作ってくれないかな?

そして誰もいなくなったっちゃagain (7) 引用
No.147-53 - 2003/07/23 (水) 14:19:56 - 四谷裕作 ID:rnZYsD8A
その人物は食堂の人形のある場所まで来た。そして周りに誰も居ないことを確認すると、ある人物の人形を手に取り、ポケットの中にねじこんだ。そしてその人形の人物の所へと向かっていった。

「コンコン」
その人物は、ドアをノックした。
チビ「はい、誰」
チビはドアを開け、その人物を見た。その人物は部屋に入りたいといったことを言った。チビは特に疑うことなく、その人物を部屋に入れた。
しばらくチビとその人物は話し込んだ。しばらくしてその人物はチビに飲み物を薦めた。チビはその人物を今回の事件の犯人だとは思っていないのか、何の疑いもなく、その飲み物を飲んだ。
しばらくするとチビは苦しみだした。そしてその人物に向かって言った。
チビ「まさか、犯人って」
その人物はそのとおりだということを言った。
チビの意識がなくなるとその人物は、ポケットにあったチビの人形を部屋の中に転がし、この部屋の鍵を探し出した。
しばらくして鍵を見つけると、部屋を出て外から鍵をかけ、その人物はその場から去っていった。
そのとき時計は9時30分を少し回ったところだった。

11時30分を回り、台所でしのぶ、サクラ、ランが昼食の準備をしていた。実はラムもこれを希望したがあたるが強く反対したため、結局ラムは何もせずにただ待つだけとなった。
しばらくしてメガネがふと言った。
メガネ「チビはどうした、飯なのにまだ来ないのか」
パーマ「しょうがない、探しにいくとするか」
こうして残ったメンバーはチビを探し始めた。

そして誰もいなくなったっちゃagain (6) 引用
No.147-52 - 2003/07/23 (水) 13:27:59 - 四谷裕作 ID:rnZYsD8A
午前9時を回り、皆思い思いに過ごしていた。
「コンコン」
ラムの部屋のドアをたたく者がいた。
ラン「ねえラムちゃんいる」
その言葉を聞き、ラムはドアを開けるのを少しためらった。
ラン「くおらラム、早く開けんか」
その言葉で早々ドアを開けるラムであった。
ラン「ランちゃんこわいの、一緒に居ていい」
ラム「わかったっちゃ、じゃテンちゃんを呼んでくるっちゃ」
ラン「まてラム、おんどれはわしといるのがそんなにいやなのか」
ラム「そんなことないっちゃよ」
ラン「じゃ2人でお話でもしましょう」
ラム(疲れるっちゃ)
こうして2人は、しばらく話し込んだ。

テンは昨日のことが心配になったのか、サクラの部屋に訪れた。
テン「サクラねーちゃん」
サクラ「おお、テンではないかどうした」
テン「サクラねーちゃんが心配になって来たんや」
サクラ「おおそうか、鍵は開いとる、入ってきてよいぞ」
テンは部屋に入った、昨日のメガネとあたるの言葉にこたえたのか、少し元気がないようだった。
テン「それにしてもあたるのあほ、サクラねーちゃんに失礼なことを言って」
サクラ「大丈夫じゃテン、わしは気にしておらん、それよりすることもないし、しばらく話し相手になってくれんか」
この言葉にテンはうなずいた。

この時も犯人は着々と計画を進めていた。

TOMOBIKI WARS ACT,6メガネの推理1 引用
No.147-51 - 2003/07/22 (火) 18:32:46 - 毘沙門天 ID:TEqnL7rM
一週間後、あたるに黒メガネAが面堂が呼んでいると伝えてきた。あたるは大広間に来るように言われ渋々向かった。大広間には面堂の他にコースケ、メガネもがいた。
あたる「なんだ、コースケやメガネもいたのか」
面堂は諸星が来たことを確認すると口を開いた。
面堂「全員そろったな。単刀直入にいうぞ。お前達にこの事件の調査をして貰いたい」
あたる、コースケ、メガネ「え?」
三人は驚いた。そしてコースケが口を開いた。
コースケ「何で俺たちが。黒メガネ部隊にやらせればよかろう。それに警察や自衛隊とかが調査するんだろ。俺たちがする必要はないだろうが」
面堂「いや、これはお前達でなきゃつとまらんのだ」
面堂は率直にこたえた。
あたる「なんでだよ。」
面堂「お前達二人しかオクトパスシティ内の構造を理解しとらんだろう」
あたる「まあ、そうだが、シティ何の構造とこの事件にどんな関係が有るんだ」
するとメガネが初めて口を開いた。
メガネ「オクトパスシティ内にこの事件の首謀者がいる、そう言いたいんだな、面堂」
面堂は少し驚いたような顔をした。
面堂「何故分かった?」
メガネは探偵のような態度だった。
メガネ「なーに、少し考えれば誰でも分かる。昨夜、友引町を襲った理由を考えてみたのだ。」
あたるやコースケの驚いた反応を見るとメガネが続けた。
メガネ「俺が出した結論はこうだ。まず戦闘機によって公園や廃墟となった工場などを爆撃する。それによって近くの住民は大概家を出て来るはずだ。そして誰もいない家を襲撃し町をパニックに陥らせる。さらにオクトパスシティ内の非常ベルが鳴り従業員は外に非難する。あそこは三十分後ぐらいに例外なく全入り口が閉じられるはずだ。超合金で出来た扉でな。その前に事件の首謀者やその仲間が入る。パニックに陥っていた従業員は気付かない。こうやってまんまとシティに入れるというわけだ」
あたる「しかし、扉がとじられると万が一の時のために超小型の監視カメラが作動するはずだ。そして侵入者を見つけ次第面堂邸司令本部に送られてくるはずだ」
メガネ「たしかに監視カメラは送っていたはずだ。だが司令本部が受け取れないのだ。なぜだか分かるか、諸星」
あたる「電波障害か・・・。しかしあそこが使っている電波はそう簡単に邪魔できる物ではないぞ。世界最強の電波と聞いた」
メガネ「地球上の科学力では最強だ。だが、もっと科学力優れていて、なおかつ簡単にここに来れる人々と言えば・・・」
あたるははっとした。

TOMOBIKI WARS ACT,5面堂の部屋 引用
No.147-50 - 2003/07/17 (木) 14:28:15 - 毘沙門天 ID:lWqlUk0Q
トラックは面堂邸に着くとほかにもトラックがいた。
面堂「なんだ、このトラックの群は!」
すると面堂の父親がひょっこり出てきた。
この男は他の帰る家のない人たちに別宅を提供したのだ。庶民には優しいらしい。
面堂 父「やあ、終太郎じゃないか。無事だったのか」
残念そうにいった。面堂は刀を斬りつけた。
面堂 父「あぶないじゃないか。殺す気かね」
面堂「当たり前だ。なんだ実の息子に向かってその言い方は」
面堂 父「いや、ちょっと了子と賭を・・・」
面堂「りょ〜こ〜!」
するといきなりあたるは面堂の父親を殴った。
母「こら、あたる。貴方から見たら社長でしょう。そんなことしたら首になってしまうわ」
あたる「大丈夫。後ろから殴ったから気づかれてない」
母「でもバレでもしたら・・・」
あたる「どうせ老後の心配しかしてねえくせに」
母「まあ良く解ったわね」
面堂「ずさんな親子関係だな」
あたる「お前に言われたくないが」
面堂はまんざらでもないようだ。親は子の心配をせずに子は親に刀を斬りつける光景を見たら誰でもそう思ったに違いない。
面堂「ところでなぜ父上を殴った?」
あたる「さっき言ったろう。友引高校の騒動鎮圧の天罰を下してやったのだ。それにこのおっさんにいられたら話がなかなか進まんだろうが」
面堂「まあな」
すると家のない人たちが早くなかにいれんかい、と騒ぎ出したのでひとまず面堂はなかにいれそれぞれの家につかせた。
面堂(これで全部か。ん、諸星一家がいない?ラムさんやジャリテンまで・・)「面堂家黒メガネ部隊。諸星一家及びラムさんジャリテンを探し出せ。見つけ次第諸星とジャリテンは監獄へ、他は諸星一家専用の別宅へ案内せよ。」
しかしトランシーバーはザーという音を出し応答しなかった。
面堂(ちっ、まだ電波障害が出ていたのか。しかしこんな強い電波障害なんて初めてだ。いったい誰が何のために・・・)
そんなことを考えながら面堂は自分の本部屋にもどった。
すてーん!と転んだ。諸星一家がくつろいでいたのである。
面堂「だれが僕の部屋に行けと言った!!」
ラム「了子だっちゃ」
面堂「なに!?了子が」
すると後ろから馬に蹴り飛ばされた。了子が乗っていた。
了子「おにいさま」
面堂「何をしとんのだ、お前は」
了子「馬に乗っているのです」
面堂「そうじゃない。なぜ諸星一家をこの部屋に招き入れた!!?」
了子「良いじゃありませんか。黒子、この部屋の出入りを諸星一家以外の立ち入りを禁止しなさい。おにいさまは他の部屋でおやすみになってください。」
面堂は黒子に追い出されると渋々他の部屋に向かった。一つ目の部屋につくと黒子がたっていた。
面堂「何をしている?」
黒子A・B「この部屋の白井夫婦以外の出入りは固く禁じております。他の若の部屋も全て満席ゆえ若はトイレにでもおすごしください」
面堂「おのれ〜、りょうこ〜」
面堂は怒りに我を亡くしていた。

そして誰もいなくなったっちゃagain (5) 引用
No.147-49 - 2003/07/14 (月) 13:11:27 - 四谷裕作 ID:ID1h/dqI
12時を過ぎたころ、カクガリはトイレに行くために起き上がった。そして部屋を出てトイレに向かった。
カクガリ「まさかチェリーが殺されるとはな」
そうつぶやきながらトイレを済ませた。そして部屋に戻る途中、ある人物が部屋から出てくるのを見つけた。しかもその人物はトイレとまったく違う方向へ向かっていった。
カクガリ「何をしているんだろう」
そう思ったカクガリは、その人物のあとをつけていった。するとその人物は、倉庫へと入っていった。倉庫でその人物は何かを物色しているようだった。
その人物が物色をはじめて10分くらい経っただろうか、「ゴン」と鈍い音がカクガリの近くでした。それと同時に、カクガリは意識が遠のいていくのを感じた。
どうやらその人物の行動に気をとられている隙に、後ろから誰かに鈍器で殴られたらしい、そう気づいたときにはカクガリの意識はもはやなかった。

2日目の午前7時、皆が食堂に集まりだした。
面堂「よく眠れましたか、ラムさん」
ラム「だいじょうぶだっちゃ」
話をする2人を横でしのぶが不機嫌そうに見ていた。
メガネ「カクガリの奴どうしたんだ」
チビ「部屋をノックしても返事がなかったし、飯なのにまだ来ないし」
パーマ「探しにいくか」
あたる「世話のやけるやつだな」
そう言い、一同はカクガリを探し始めた。
あたる「うわああああ」
数分後、倉庫からあたるの叫び声が聞こえた。皆が駆けつけるとそこには頭を殴られ、意識のないカクガリがいた。
メガネ「ともかく部屋へ運んでやろうぜ」
皆が沈黙する中、メガネがそう言った。

食堂に戻ったが、しばらく皆一言も発せずにいた。しかしその沈黙をあたるが破った。
あたる「そういえばさっきから気になっていたのだが、そこにある人形のうち、昨日まであったカクガリの人形がなくなっているんだ」
面堂「それがどうしたというのだ」
「見立て」と温泉がつぶやいた。
面堂「どういうことだ温泉マーク」
温泉「見立てさ、つまりあの人形は今生き残っている人間をあらわしているんだ」
ラン「えーこの事件はまだ続くの、ランちゃん怖い」
ラム「ランちゃんの方がよっぽどこわいっちゃ」
ラン「ラム、なんか言ったか」
ラム「なんでもないっちゃ」
面堂「ともかく朝食にしましょう、それからあとのことは考えましょう」
こうして皆、浮かないまま2日目は始まった。

TOMOBIKI WARS ACT,4正体 引用
No.147-48 - 2003/07/13 (日) 05:59:53 - 毘沙門天 ID:7hmypClk
メガネ、コースケ「何もくそもあるか」
あたるは何がなんだか分からなかった。
メガネ「貴様、ラムさんに何をした」
メガネはあたるの胸ぐらをつかむと言った。
あたる「何もしてねえよ」
するとコースケが横から
「だったら何でラムちゃんのUFOがバラバラなんだよ」
と言った。
あたる「戦闘機で撃墜されたんだよ。だいたい俺がラムに何をすればUFOがバラバラになるのだ」
メガネ「なるほど。しかし戦闘機というと面堂家か」
あたる「いや、あれは面堂家の物ではない。水乃小路家のものでもない。ほかに戦闘機を持っているとすればそれは・・・」
メガネ「自衛隊か。しかしなぜUFOを襲わねばならんのだ。そして友引町まで」
あたる「俺にも良くわからん」
するといきなり面堂がよこから話に入っていきた。
面堂「いや、あの戦闘機は我が曾祖父が頭首として努めていたとき使用していた物だ」
そこにいる一同は後ずさりした。そしてあたるがおそるおそる訪ねた。
あたる「曾祖父というとあのひょっとこの仮面をかぶった・・・」
面堂「いや、祖父ではない。曾祖父だ。七年前に亡くなられた。当時面堂家は財政難に陥っていてな、それをつけねらって水乃小路家が面堂家に攻めてきた。そこで曾祖父は安い価格で戦える戦闘機を作ろうと無茶なことをいいだしたんだ。物理学者や武器工場の設計担当を招集しあれやこれやと話し合った結果、操縦桿を出来るだけ減らし、装甲を薄くした超軽量形の戦闘機を作ったのだ。それがさっきの戦闘機だ。しかし今となっては古いし装甲が薄いため実用性があまり無く今は地下倉庫に200機ほど保管されいるはずだ」
あたる「それが盗まれたと言うことか。しかし、あれにはひょっとこの家紋がなかったぞ」
面堂「当時まだひょっとこの家紋ではなく、三つ葉の家紋だったんだ。ひょっとこの家紋は父上からだ」
メガネ「しかしそれでもUFOと友引町を襲った理由はわからんな」
そのとき救援隊の助けが来て一同はその場を去った。救援隊のトラックの中であたるは両親を見つけた。テンも一緒である。
あたる「なんだジャリテン、母さんの所にいたのか」
テン「何言ってんねん。UFOにいたら邪魔やゆーて無理矢理追い出したんは誰や」
あたる「ところでかあさん、これからどうすんだ。生活する場所がないぞ」
テン「はなしをそらすな」
母「う〜ん、実家に帰るにもお金がないし」
面堂がまたよこから口を出した。
面堂「だったらうちの別宅の一つでお過ごし下さい。爆撃は受けたでしょうが超合金で無事のはずですから」
母「ではお言葉に甘えて」
トラックは面堂家に向かった。

そして誰もいなくなったっちゃagain (4) 引用
No.147-47 - 2003/07/12 (土) 17:08:24 - 四谷裕作 ID:4ij7DJ/I
夕食が済み、皆がやっと落ち着きを取り戻し始めた。そのときメガネがふと立ち上がり、皆に向かって言った。
メガネ「諸君、ここでわれわれは推理をおこない、この極悪非道な犯人を特定しようではないか」
面堂「なるほどいいんじゃないか」
しのぶ「そうね、いつまでもこうしていてもしかたないわね」
メガネ「でははじめる、まず容疑者だがこの島にはわれわれしか居らず、また殺人現場に争った形跡がないことから、われわれの中に犯人がいると見て間違いないだろう」
面堂「たしかにこの島には僕たちしかいない」
メガネ「チェリーの死亡推定時刻は、皆が部屋に入った5時から7時の間と思われる、そこで皆のアリバイを確かめたいと思う」
面堂「いいだろう、僕はしのぶさん、君たち4人と一緒に別荘を案内していた」
しのぶ「間違いないわ」
ラム「うちはダーリン、テンちゃんと散歩をしてたちゃよ」
サクラ「わしはずっと部屋におった」
ラン「ランちゃんもずっと部屋にいたの」
温泉「わしも同じだ」
メガネ「するとアリバイがないのはサクラ先生、温泉マーク、ランちゃんの3人ということになる」
サクラ「何がアリバイじゃ、わしはやってないぞ」
あたる「それはどうかな、サクラ先生は日ごろからチェリーをあまりよく思っていなかったから、今回勢いあまって」
サクラ「ええい何を言う、不愉快じゃ先に休ませてもらう」
そういうとサクラは自分の部屋へと消えていった。
面堂「僕たちもそろそろ休みましょう、犯人がわからない以上、部屋にはちゃんと鍵をかけてください、特にラムさん、たとえ諸星でも部屋に入れてはいけません、何されるかわかりませんから」
あたる「大きなお世話じゃ」
しのぶ「そうね、今日はいろいろあって疲れたわ、早く休みましょう」
そういうと、みなそれぞれの部屋へと戻っていった。そしてめいめい床に就き始めた。このとき時計は午後10時を過ぎようとしていた。

そして誰もいなくなったっちゃagain (3) 引用
No.147-46 - 2003/07/12 (土) 12:34:07 - 四谷裕作 ID:4ij7DJ/I
午後7時になって、皆が食堂に集まり始めた。
メガネ「おい面堂、今日の飯は何だ」
面堂「家から持ってきた弁当だ」
サクラ「なんじゃ何か料理するわけではないのか」
面堂「今日ぐらい手抜きしてもいいでしょう」
あたる「ところで面堂、あそこにあるあの人形は何だ」
あたるの指差した先には、今回この島に来たメンバーそっくりの人形が置いてあった。
面堂「僕は知らん」
ラム「それにしてもこの人形、うちにそっくり」
メガネ「うーんそれにしてもよくできている、ここまで精巧な人形は本人をかたどったとしか思えん」
サクラ「わしの人形はあるが、おじ上の人形がないのう」
しのぶ「そんなことより早く食事にしましょう」
面堂「そうですね」
サクラ「待て、まだおじ上がきておらん」
ラム「食事に意地汚いチェリーが遅れるとは珍しいっちゃね」
パーマ「食いすぎて倒れているんじゃないか」
サクラ「全く世話をやかせおって、探してくる」
テン「サクラねーちゃん、僕も行く」
あたる「あーサクラ先生俺も」
こうして数人のメンバーでチェリーを手分けして探しを始めた。
テン「わああああああああ」
そんな中、台所からテンの叫び声が聞こえた。その声を聞き、一同は台所へかけつけた。するとそこには事切れたチェリーの姿があった。皆驚きのあまり、何も言えずにいた。
サクラ「どうやら死んでおる」
チェリーの体に触れたサクラが沈黙を破りそう言った。
それを聞き、あたるは面堂の胸倉につかみかかった。
あたる「おい面堂、また前みたいに俺をはめるための冗談か」
しのぶ「おちついてあたるくん、私たちだって驚いているの」
その言葉をうそじゃないと思ったあたるは面堂から離れた。
サクラ「ともかくおじ上を部屋へ運ぼう、そうしたら飯じゃ」
こうして一同は、チェリーを部屋に運び、食堂に戻ってきた。しかしほとんどの者は、ショックから食欲がわかずにいた。
しかしこの惨劇は犯人にとって序章にすぎなかった。

TOMOBIKI WARS ACT,3生還 引用
No.147-45 - 2003/07/12 (土) 00:12:14 - 毘沙門天 ID:B.0.PK2Q
あたる(なんで、何でラムが殺されにゃならんのだ、なんで)
あたるは全身が震えていた。
あたる「ラムー!!」
あたるは叫んだ。
あたる(なんだよ、一生かけて好きだと言わせるんじゃなかったのか)
結婚してるとはいえいまだ好きだと言っていなかったのだ。今までに経験したことのない悲しみと後悔にただ負けるだけだった。
そのうちUFOは徐々に落下していった。そして地上で爆発を起こし既に原形をとどめていなかった。しかしあたるの目には全く入っておらずただただ涙を流すだけだった。
しばらくしてあたるは地上に降りUFOの落下地点を歩き回っていた。
ラムとテンの死体を探すためである。しかし死体はおろか骨のかけらすらなかった。
あたるの目から生気は失せ心の中はもう真っ白であった。
あたる(・・・。)
もう何も考えることは出来なかった。
すると遠くの方で
「ひぇ〜、うちのUFOが〜!!」
と言う声がした。ラムである。あたるは周りを見渡した。いない。あたるは一瞬生気を取り戻したがまた失せてしまった。あたるは歩いているうちにこけてそのまま倒れっぱなしだった。
どすん!!とあたるの上になにかが堕ちてきた。ラムである。あたるの真上にいたものだからあたるは気付かなかったのである。
ラム「わ〜ひどいっちゃ」
あたる「くぉら、ラム。どかんか!」
ラム「あ、ダーリン何してるっちゃ。ん、目が赤いっちゃよ」
あたる「何でもないわい、煙のせいじゃ」
ラム(こんなところで煙なんか立っていないっちゃ)
あたるは立ち上がると話題を逸らすように
「何処に行っておったのだ。」
と言った。
ラム「ごめんちゃ、おゆきちゃんの所に行ってたっちゃ。行ってなかったっちゃ?」
あたる「聞いてないわい」
ラム「うちが死んだと思って、心配してくれたのけ?」
あたる「なにをいっておる、おゆきちゃんのところに行っとたから心配等してなかったわい」
ラム「あれ、ダーリンっておゆきちゃんの所に行ってたのしらないっちゃ」
あたる「いや、それは・・・」
あたるはこういうのにはめっぽう弱い。
「ラムさーん」遠くから声がした。反対からも「あたるー、ラムちゃーん」と声がした。メガネとコースケである。
すると二人はいきなりあたるを殴った。
あたる「何すんじゃい」
メガネ、コースケ「何もくそもあるか」
あたるは何がなんだか分からなかった。

そして誰もいなくなったっちゃagain (2) 引用
No.147-44 - 2003/07/11 (金) 20:39:26 - 四谷裕作 ID:NwAwdydU
「コンコン」
あたるの部屋に来訪者が訪れた。しかしあたるは、けだるいのか訪問者の存在を無視している。
「ドンドン」
ラム「ダーリン、いないのけ」
あたるは訪問者がラムとわかって、よりいやな顔をしたが、とうとう観念して部屋のドアを開けた。
あたる「何の用だ」
ラム「夕食までダーリンと一緒に散歩に行きたいっちゃ」
あたる「どうせすることもないからいいだろう」
ラム「やったーテンちゃん、ダーリンも一緒に行くって」
あたる「なんだジャリテンも一緒か」
テン「わいだっておまえと一緒はいやや」
ラム「ほら2人とも仲良く散歩にいくっちゃ」
こうしてあたる、ラム、テンは散歩へと出かけた。
3人が出かけたのとほぼ同時刻、しのぶは面堂の部屋をノックしていた。
しのぶ「面堂さんいるかしら」
面堂「はいいまあけます」
ガチャッと面堂がドアを開けた。
面堂「なんでしょうか」
しのぶ「ぜひこの別荘を案内してほしいの」
面堂「いいですよ」
そう面堂が答えたとき、しのぶの後ろから声が聞こえた。
メガネ「面堂〜、俺たちもぜひ別荘を見てみたいな」
面堂「わーどっからわいてきた」
パーマ「人をボーフラみたいにいうな」
カクガリ「なあーいいだろ面堂」
面堂「わかったから汚い顔を近づけるな」
そういうと面堂は、しぶしぶ4人組も連れて行くことにした。そのとき時計は5時30分を指していた。

午後6時を少しまわった時、チェリーは台所にいた。
チェリー「夕食まで待てん、たくさんあると面堂は言っておったから少しぐらい食べてもだいじょうぶじゃろう」
そういいながらチェリーは冷蔵庫の食べ物をあさっていた。
チェリー「おおハムを発見、うーんこりゃうまい」
そんなチェリーに近づいてくる人物がいた。それに気づいたチェリーはその人物に声をかけた。
チェリー「おお、おぬしも一緒に食べるかうまいぞ」
その人物は一緒に食べようとはせずに、チェリーに近くにあったジュースをコップに注いで差し出した。
チェリー「おお気を使ってくれるのか」
そう言い、チェリーはそのジュースを一気に飲み干した。それを見たその人物は、ニヤッと笑い台所から去っていった。
一方ジュースを飲んだチェリーは苦しみだした。その人物にはめられたと気づいたときにはもう意識はなかった。このとき時計は6時30分を指していた。

そして誰もいなくなったっちゃagain (1) 引用
No.147-43 - 2003/07/11 (金) 17:38:59 - 四谷裕作 ID:NwAwdydU
面堂「この島に来るのもあの時以来だな」
しのぶ「そうね、前は大変だったわね」
あたる「そのことはもう言うな、不愉快じゃ」
ラム「ダーリンまだ根に持ってるっちゃ、男が細かいことを気にしていたらかっこ悪いっちゃよ」
メガネ「ラムさんの言うとおりだぞあたる」
あたる「ふん」
温泉「まあまあ前のことは忘れて今回は楽しもうじゃないか」
サクラ「そうじゃ諸星、前のことは忘れろ」
テン「わーいサクラねーちゃん、わいもつれてきてもらってうれしいな」
ラム「そういえばテンちゃんははじめてだっちゃね」
ラン「あらあ、ランちゃんもはじめてよ」
ラム「そういえばそうだっちゃね」
ラン「なんじゃラム、その迷惑そうな顔は」
ラム「そんな顔してないっちゃよ」
そんなたわいもない会話をしながら、あたる、ラム、面堂、しのぶ、サクラ、チェリー、メガネ、カクガリ、パーマ、チビ、温泉、テン、ランの一行は面堂の船でその島へと向かっていた。
そう、この島は以前、あたるを陥れるために使われた島である。そのためか、あたる以外のメンバーは楽しげなのに、あたるはどこか浮かない顔をしていた。
あたるのこの物憂げな顔が事件を予期していたとは、犯人以外、誰も予想すらしていなかった。
サングラス「若、着きました」
面堂「そうか、では迎えは1週間後にな」
サングラス「承知いたしました」
そんなやり取りの後、船はもと来た方角に向かって帰っていった。
そして一行は、別荘の中へ入った。
チェリー「ほう、前より豪華になったようだが食い物はどうかのう」
面堂「生臭坊主でも食いきれない量はある、ところですごいでしょうラムさん」
パーマ「おい面堂、そんなことより早く部屋へ案内しろ」
面堂「あーわかったわかった、建物の良さがわからない一般庶民にはそのほうがいいだろう」
チビ「なんか毒のある言い方だね」
カクガリ「何か不愉快だな」
面堂「夕食は7時からです、それまでに食堂に集まってください」
こうしてそれぞれ部屋へと入っていった。
メガネ「夕食までまだ2時間近くある、さて何をするか」
各人夕食まで、思い思いの方法で時を過ごしていた。しかしそんな中、犯人の計画が着実に進んでいるとは、まだ誰も気づいていなかった。

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