うる星やつら伝言板

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うる星やつらについて、深く掘り下げて議論などを行う伝言板です。
深く、熱く語りたい場合などにご利用ください。
単なる質問や挨拶などのトピックを作成するのはご遠慮ください。(削除対象となります)

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警鐘ありがとうございまいた 引用
No.155-41 - 2004/03/19 (金) 00:46:52 - ラジオトロン ID:Fx6ewN5I

とりあえずレス 引用
No.155-40 - 2004/03/13 (土) 11:01:34 - key ID:ZOO.kYr2
>>キャラクターの性格設定
>逆に言えば、キャラクターを自由に動かせるってことです。諸星あたるの悪党なところを下味によく演出してると思うのです。
とどのつまりはキャラの「デフォルメ」でしょう。なぜ一番大事なところを簡素化するのか。理解に苦しみますね。経験者ゼロの脚本家が書いていたとしても、経験豊富のやまざき監督は目を通しているはずだから、性格だけはきっちりと書いてほしかったです。
>>ストーリー
性格さえしっかり描けていたら私としては何してもOKです。もしそうでないとすれば「そして誰もいなくなった」等は否定するでしょう。(私は苦手ですが)
>くさいと言えば、むしろ金春智子さんのほうが・・・
ははは、確かにあれはくさかったですね、OY、RMLはシーンによっては鳥肌もんでしたから(笑)
>個人的にやまざき期はなんか児童用作品に成り下がった気がして
やまざき期の作品、アニメコミックで見る分には面白いんですよ。それがTVでみると、はずかしかったり退屈だったり。実はめぞん・らんま・犬夜叉もTVみていて恥ずかしいなと思えるところがいくつかあります。
どうも「くさい」のではなさそうですね。たぶん「あにめ」つまり「児童用」っぽいからじゃないのか。しかしこれも違うような気もしますが。うまく言い表せませんが、たぶん「親ばか」アニメになってるからですね。とにかく女性キャラが美化されすぎてると思うんです。製作者が男だからそうなっちゃうんでしょうが。押井期は違うのかって言われたらやっぱりラムは男にこび売ってたよな、とも思えますが出番自体が少なかったのでまあ、よかったです(気にはなっていましたが・・・)
それともうひとつ。アニメコミックで「ハッピーバースデー」「そして誰も」等を見たときは本当に最高傑作だと思ったんですけど、TVでみたら、好感は持てず苦手な感じが否めませんでした。もしかすると静止画、動画つまり動くテンポを自分できめるか、きめられるか。TVスタッフが設定したテンポが私には受け入れられないのかもしれません。というか単に私がシリアスなシーンに弱いだけかも(笑)
>「笑えない作品」と思うと、どうしても笑いをとろうとしているように見えたりするんだと思います。
>製作者が笑いを取ろうと演出するのは高橋さん自体そうですし(漫才ブームにのって、あたると面堂にやりとりさせたり)。
そうじゃないんです。うまく言い表すことができないので具体例を挙げさしていただきますが、狐の話で空飛ぶバスに乗って狐の里に行くシーンのめがねの行動。こちらは押井期ですが竜之介に女言葉を教えるシーンであたる面堂がブルマー姿でのやり取り(というかやりすぎ)、対比作と思われるがラムが日本語忘れたときのメガネたちがあたるにブルマーで電気釜をアタックするシーン(1回目は笑ったんですけど、こちらもやりすぎ、対応させたのか?)。口付け速達便にてチェリーのさくら馬(というのか)のやりすぎ。漫才でもそうなんですが、いくら面白いこと言っててもリズムが悪かったりとか一度受けたからって見境なく何度もやったりとかして結局は面白くなくなったりと、つまりはそういうことなんですよね。
どうでしょう巫祝の俊さん。

補足・金春さんについて 引用
No.155-39 - 2004/03/13 (土) 00:56:58 - 巫祝(ふしゅく)の俊 ID:/LYTtzHA
サンデーグラフィックを読んで感じたことは、金春さんへの製作側(プロデューサーとか?)の期待があるってことでしょうか。
原作者の受けもよく、恋愛劇を描くには適任だったのかもしれません。

やまざきさん 引用
No.155-38 - 2004/03/12 (金) 02:52:43 - 巫祝(ふしゅく)の俊 ID:pNMlXu92
やまざきさんとスタジオディーンのつくるうる星やつらに感じるところがあって、こうやって今もうる星が大好きでいる巫祝の俊です。
高橋さんの漫画でうる星に出会い、BDを見てうる星は「生きるということは何なのか」と考えることさえできるアニメだと感じ、
ラムザフォーエバーや後期TVシリーズで「うる星」がどんなに凄い世界なのか認識し、次に生まれ変われるなら太郎桜の美しさをこの目で直に見てみたいと思いますね。

>個人的にやまざき期はなんか児童用作品に成り下がった気がして

犬夜叉のアニメをしばらく見てて、やっぱり子どもむけなのかなぁと、嘆息する、そんな感じですかね。(犬夜叉はあれで面白いのでは思います)
アニメうる星の「うな重」とか「キツネ」のシリーズ、「からーんころーん女子寮」「プール妖怪」etc、夏の風景から三四郎さんの森、暗闇の恐怖に、面堂マリンパークの全容と、
どれもうる星の世界観がありありと手に取るように窺え、BDの夢の世界の続きであるようであり、三四郎さんは何より大人っぽい(^^)

>笑いを取ろうとしている

「笑えない作品」と思うと、どうしても笑いをとろうとしているように見えたりするんだと思います。
製作者が笑いを取ろうと演出するのは高橋さん自体そうですし(漫才ブームにのって、あたると面堂にやりとりさせたり)。

>キャラクターの性格設定

逆に言えば、キャラクターを自由に動かせるってことです。諸星あたるの悪党なところを下味によく演出してると思うのです。

>ストーリー

うる星という何でもありの拡大された世界にしっかり物語をつくって制御するのは手に負えなかったんだろうか?

>くさい

くさいと言えば、むしろ金春智子さんのほうが・・・金春さんの映画はことごとく・・・個人的に評判が悪かったりしますが、そうでないという見解はあるのかな。

言われるまでもなくアニメと原作は別物 引用
No.155-37 - 2004/03/11 (木) 20:38:19 - key ID:Nc/AWXv2
ラジオトロンさんできましたら過去ログ見ておいてください。
>細かいこと言わずに、楽しめればそれでいいんじゃないのかな?
こうやって作品を深く見つめていくこともまた「楽しみ」のひとつであります。このトピックの性質上非難も出るわけだが、このトピックは見る側に選択肢があるので非難を見たくない方は見ないようにできます。
結構個人的意見も多々ございますが、正直な気持ちを書いた結果と見てお許しください。
>もろボスさん
No.155-34で私が内容を書いていないのは原作についての考察はすでに出し尽くした感じがあるからです。(まあ、あと少し残ってますけど…現在捜査中です)
トピック「うらやましい、あたる!」のすーむゆー氏と私のやり取りを見ていただければ結構参考になるかと思います。
また、やまざき期 チェリーのナレーションが少ないとのご指摘ですがめがねの件も含めて製作スタッフの語学力の低下ではないかと推測します。押井期は押井守氏・伊藤和典氏ともにアニメーション現場トップクラスの語学力を持っていた人たちでしたからね。タイトルのつけ方でもその差ははっきりと現れているのではないでしょうか。
たとえば押井期は「あたるの引退」⇒「さよならの季節」 「花から花へ」⇒「クチナシより愛をこめて」に対し
やまざき期は「薬口害」⇒「ダーリンがうちを好きだと言ったっちゃ」 「埋没教室!!」⇒「友引高校サバイバル!生き残るのは誰だ!!」
やまざき期はタイトルと言うよりキャッチですね。まあラムにしゃべらせたかったとも考えられますが。個人的にやまざき期はなんか児童用作品に成り下がった気がして…どうも好きになれません。らんまに雰囲気が似てる気がしますが・・・

アニメと原作は別物 引用
No.155-36 - 2004/03/11 (木) 01:00:54 - ラジオトロン ID:sV8EWIcc
私は、「ビューティフル ドリーマー」
しか見た事が無いのですが・・・
(1980年代前半、苦学生で、月3万円位で
暮らしていたし、TVは拾ってきて修理して
生活の足しにしていて、持ってませんでした)
「ビューティフル・・」
はおそらく、「目覚めたら悪夢」を
元にして、イマジネーションを
膨らませた作品ではないかと思います。
サクラさんの乗っているBMWR80GSが懐かしい。
私は、当時、ホンダCL72タイプ2に乗ってました。(1962年式)
それはともかく、
原作を映画化した作品は、殆ど、原作イメージは無いですね。
私は、漱石Freakなのですが、「猫」や「坊ちゃん」
も度々映画化されましたが、原作のイメージとは、
ほど遠い作品でした。
ましてや
スタンリー キューブリックの有名な
「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」
に至っては、原作を読んでからでないと
到底、理解できないものでした。(お馬鹿だね)
なけなしの300円で「名画座」に通いました。
これが、今の妻とのデートでした。(古いね)
でも、そんなもんじゃないのかな?
イラストだって、それぞれ、皆さんの
いちばん可愛いいキャラを描いてるんだし
解釈の違いは、寛容しましょうよ!
ただ、娘を持つ身としてエロゲボ系は、断固
拒否します!
さて、どうゆうふうにまとめるか?
好いんです!みんなの「うる星」なんだから、
細かいこと言わずに、楽しめれば
それでいいんじゃないのかな?
By ラジオトロン H前D学H鷹寮Foever!

(無題) 引用
No.155-35 - 2004/03/10 (水) 16:03:02 - もろボス ID:V4m88FwU
keyさん読ましていただきました。さて、僕からも意見しますと。原作を読んでみた所、最初はラムはあたるに気に入りられようとあたるにいろんなことをためしたりあたるによくくっついてますが後半になってくると普通のカップルのようにあまり初期みたいにべたべたくっついてません。あたるも最初は嫌がりながらもラムのことをきにかけています。しかし、後半になってくると初期のような感じはなく常に一緒にはいるけど新婚さんというのではなくただのカップルという感じにみえます。性格もかわりラムとくっついているとこが皆無といっていいほどみうけられない。というのが原作を読んだ感じです。アニメはといいますとほとんど原作とかわりません性格のかわりめは監督が変わったときつまり中盤から後半にかけてと原作と同じ時期のような感じがします。しかし!原作にはないものがアニメにはありますそれは「ラム支援最高幹部会」というメガネ率いる会がある。そのなかでもメガネのキャラの存在は革命的であった。メガネというキャラをあそこまでおおきくしたのは押井監督のおかげであり、メガネ=押井監督といっても過言ではない。しかしやまざき監督にかわってからはどうだメガネはよくしゃべるアホキャラ扱い。たしかに独特性溢れるキャラをやまざき監督がつかるとはおもはないが・・それにしても扱いがひどい!それともうひとつ気になる点があるそれは押井監督の時とくらべやまざき監督はチェリーのナレーションが少ないようにおもえる。チェリーだけじゃなくとも雰囲気を盛り上げていくナレーションがなくなったような気が・・気のせいかな

3作品によるキャラクターの違い(その3) 引用
No.155-34 - 2004/03/09 (火) 22:43:13 - key ID:bbHy.WyE

3作品によるキャラクターの違い(その2) 引用
No.155-33 - 2004/03/09 (火) 20:04:04 - key ID:aGanGdwI
さて今回は押井期についてです
序盤は元ネタである原作のほうも正確がまだはっきりとしていなかったので除くとしまして、君去りし後前後あたりから見てみます。
まずはラム
押井期は6:4の割合で「男にこびる」ラム:原作の発展系のような「無神経」ラム といいましょうか
こびる⇒ぶりっ子的な感じがわかりやすいでしょうか。
ラムちゃんファンにとってはうれしいのでしょうが私はうる星やつらファンですのであまり好きではありませんでした(というか、嫌いでした)。それでも押井期が好きなのはその扱い方です。やはりラムは「ヒロイン」であり「主人公」ではないのですね。見ていて絶対あたるが主人公だと思えるほど、その登場のさせ方の差がはっきりしていて好感が持てました。それでもラムばかり出てくる話(例:ダーリンが死んじゃう!?)はつらかったですが演出の奇抜さや押井守独特のゲストキャラの出現によりしっかり見所をだしていたのがよかったです。
次にあたるについてですが
丁寧に書かれているなと非常に感じました
ただ原作どおりではなく原作あたるを男スタッフが消化して新たに作り上げたのが押井期のあたるですね。「ラムは好きだけど他の女の子とお付き合いしたいなあと思うと邪魔するから逃げている」とはまさにそうですね。
個人的には押井期のあたるは「かっこいい」です。ものすごく。
面堂も丁寧に書かれていました。「辛いキャンプに明日はない」の最後、男だけで暗い穴の中を進む時、原作は平気なのにアニメは「くらいよ〜せまいよ〜」でした。本当じっくりみてTVなりに消化している感じがよくしました。

3作品によるキャラクターの違い 引用
No.155-32 - 2004/03/08 (月) 21:52:44 - key ID:uXNz0q3s
高橋期、押井期、やまざき期の3期のキャラクターの扱いについて
まず今回はやまざき期から
やまざき期全体を通して感じたのはラムのアイドル化
作品の主人公もあたるではなくラムになっている感じが(画面に映っている時間が長い)
とにかく男の理想像が詰め込まれている感じが多々ありました
chance on loveのアニメーションなんかまさにそんな感じでしたね
変わってあたるについてですが
やまざき期序盤はただエロくていい加減な男
ラムが日本語喪失になる話を例に挙げますと家に帰らず1日中ほかの女と遊んだ挙句帰ってきてラムのひざに寄りかかって誤るという行為、明らかに原作とは違いますし個人的に許せませんし愛せません
同じ話において原作は私個人の判断ですが、あたるのガールハントはラムの気を引くためのものでありラムがいないところではやっていなかったのがいい例です 最後の誤り方もあたるらしくやっぱりラムが好きになるのもわかるなあと思ってしまいました
あと確かラムが小人になる話(アニメ)の冒頭であたるが目を光らせてほかの女を見ているシーンがあるんですが、そこであたるが見ているのは女の胸や尻ばかり
原作のあたるは女性そのものが好きなのに対し、やまざきアニメは性的なものにしか興味がないという それにつけくわえラムのことは少しも考えていない(具体的例として「堂々完成!これがラムちゃんの青春映画」にてあたるが…言いたくもないのですが、映画の製作資金を稼ぐため(自分の夢であるハーレムの映画を作るため)にラムにラムのヌード写真を売れと言うし…それで許すラムもやはり男にとって都合のよいように作られていますね
面堂は完全に3枚目になっちゃってますし、めがねも完全なギャグキャラになってしまっている そもそもメガネはあの独特な性格が私たち一般人には異質なものとして写り面白いだけで、笑いを取るためにああいうことをしているキャラではないはずです
番組終盤にかけて原作よりの性格になってきましたが(荒隠しか?)それでも感じたのは皆芸人みたいになってしまったこと
原作うる星やつらというか、うる星やつらの本質として彼らがやってることが面白いのであって彼らは決して笑いを取ろうとしているのではないはず。それなのにやまざき期は強く笑いを取ろうとしているように感じました

やっと本題(その4) 引用
No.155-31 - 2004/03/03 (水) 23:38:22 - key ID:jMgR2rYc
さて今回はやまざき期についてです。
過去何度にもわたり私はこれを批判し続けてきました。そして今日書き込みをしようと意見をまとめていたところ、いろいろと見方が変わってきました。
以前はすべてにおいて駄作だと思っていたのですが、改めて考えてみると半分私の超個人的なものによるものが入っていました。すみません。
私はうる星やつらは何度と読んでいますが「ボーイ・ミーツ・ガール」はまだ2回しか読んでいませんし、名作であるはずの「君去りし後」もあまり好んでいません。もしかすると恋愛が苦手ではないのか?と思いました。しかし、らんま・犬夜叉・めぞん共に好きですし恋愛話結構好きな方です。たぶん何回も読むのがだめなのかな。あと「くさい」のもだめですね。イノセンス公式サイトの押井監督のインタビュー読んでいて、結構似てるな、とも思った。
さて話がそれてしまいました。
やまざき期は「かわいそう」といったほうがよいでしょうか。脚本家はまったくの経験ゼロだったりとか、元ネタの原作も押井期ほど面白いものが多くなかったりとか。というかやっぱり相手が押井守だったというのがかわいそう。比べようがないと思う。唯一勝てた点は画力が安定していたことかな(個人的には嫌いな絵だったが)
やまざき期における特徴
・キャラクターの性格設定がめちゃくちゃ 特にあたる あれじゃ愛せないよ・・・
・画力が安定している
・ストーリーがめちゃくちゃ
・やたら甘甘
本当にキャラクターの性格は許せないほどひどかったです。それでも主題歌が「殿方〜」以降は修正したのか、オリジナルが無理と思ったのか原作忠実になりました。しかしNo.155-28で述べたようにまったく同じにすると何のメリットも有りません。案の定スピード感は失われアニメの魅力は感じられませんでした。
あとは超個人的なことですが、押井期はアニメアニメにしない作り方で楽しめたんですが、やまざき期は思いっきりアニメ調でしたので受け付けませんでしたね。らんまもめぞんもアニメでは見ることができません。見てるだけで恥ずかしいです。児童用作品になってしまってるって言うかそんな感じですね。
恋愛描写が非常にくさくていやなのもありますが、演出もくさすぎでした(苦笑)やまざき氏は自称ロマンチストで彼が作品関わってる時は絶対ロマンチックに書いてるからそこが気に食わなかった。
これまたまとめると
一般論 キャラクター・ストーリーが描けていない
私的論 くさすぎる
ですね(笑)

やっと本題(その3) 引用
No.155-30 - 2004/03/02 (火) 23:57:16 - key ID:2TMww1lA
押井期における新たな価値観。
>押井版成功の要因はTVというメディアを最大限利用したところにあると思います。
普通のアニメはただ絵がカラーになり音が付いたというような感じですが押井期は違いました。演出が非常に緻密に作られているのです。安濃氏が演出に加わっているときは本当に驚愕しました。追いかけるシーンなんですが普通のアニメだったらキャラクター横撮りで走っている姿で背景動かす・・・といった感じなんですが彼の作品は歪みやカメラを固定にしたり、ありとあらえる方法を使い躍動感を出していました。
そのほかにも挙げればきりがないです。
押井期に非常に感じられたことは、アニメって笑わせよう笑わせようって描いているのがほとんどじゃないですか。特にらんまとかはそう感じましたね。それが押井期に関してはまったく逆で、彼らはまじめにやってるのに見ている側は笑ってしまう。そんな感じを強く受けました。
アニメ=児童用と見られがちですが、原作・押井期共にその印象は感じ取れませんでした。そこが私が好きな理由のひとつでもあります。
最後にまとめるなら押井期における成功の要因(新たな価値観)は
キャラクターの成熟化・BGM&効果音などの音の表現力(選択力)のすばらしさ・映像の細かさ(日常をわかりやすくよく書いていた)
そして次はついにやまざき期です (その4に続く)

やっと本題(その2) 引用
No.155-29 - 2004/03/02 (火) 00:11:45 - key ID:GcfRHwD.
押井期は伊藤氏が来るまではまとまらなかったものの、伊藤氏が来てからは原作を脅かす存在までになりました。
押井版成功の要因はTVというメディアを最大限利用したところにあると思います。
原作キャラクターの性格をしっかり押さえた上で自分たちなりに消化し、ストーリーはかなり手直しをしてきました。
まさに押井守ワールドにあたるやラムなどを放り込むという描写がぴったりとはまるのではないのでしょうか。
原作のようなスピード感も出てきました。BGMを異常なほど頻繁に、そして同時に背景も頻繁に変えることにより原作並のスピード感を感じました。その他早口・カメラワークなど随所にスピードをつける演出が盛り込まれておりました。
そして極めつけは「TVオリジナル」つまりは原作にはない新しい価値観を提示してきたことです。(その3へ続く)

やっと本題 引用
No.155-28 - 2004/03/01 (月) 23:56:54 - key ID:Xv/lwIeM
やはりトピックの性質上なかなか容易には書き込めませんね。
私とてまとめるのに苦労しました。
うる星やつらはもちろん原作から出発し大ヒット作品となりました。
ヒットの要因は「ギャグが面白い」「テンポが速くリズムがよい」「キャラクターが魅力的」「発想が奇抜」
さてここで注目してほしいのが「スピーディーなギャグ」です。
どうしてあんなにテンポが速いのか。答えは1コマに押し込まれた情報量の簡素さ、もしくは重厚さとコマとコマの飛躍にありました。
とくに序盤で顕著なのがコマの飛躍 ものすごくスピードを感じます
漫画=静止画ですので読者がしっかり書かれている情報を把握して先に進むことができます。内容をしっかり押さえた上なおかつスピード感を感じる。こんな漫画当時としては画期的でしたでしょうし、今でもそんな漫画はないのではないでしょうか。
ここまでの話を簡潔にまとめるとうる星やつらヒットの要因は漫画だったからと言うことです。なぜアニメ=動画じゃだめなのかは後述
そしてついにTVアニメ化
ここでアニメの利点を挙げてみます。
・絵がフルカラー
・音が出て臨場感が出る
・動画になりスムーズな動きが可能となる
さてここで問題になるのが3つめの利点です
コマとコマの間を動画で埋めてしまったらスピード感がなくなります
かといって原作のようにコマとコマの飛躍を動画で使う場合、視聴者がそのスピードについていけずわけもわからぬままオチというわけです。(いい例がやまざき版うる星で良子がクリスマスケーキに爆弾仕込んだ話でチェリーがふたを開けて皆を驚かすシーン あまりの速さに何をしたのか原作を見てない人には理解難)
だからといって視聴者にわかるようにスピードを落とすのはもはや問題外です。
以上より原作のままアニメ化した場合において原作を超えることはまず不可能であり、またまったく魅力のない作品ができてもおかしくはありませんでした。
しかし見事にやってくれました。押井守天晴れです!!

(無題) 引用
No.155-27 - 2004/02/17 (火) 10:32:54 - もろぼしぃ ID:J9pPKUEI
keyさんはじめまして。カキコの返信ありがとうございました。

嬉しい 引用
No.155-26 - 2004/02/16 (月) 23:00:00 - key ID:kGd19/AE
だんだんとこのトピックがすばらしい話し合いの場になってきていることをトピック製作者である私は非常に嬉しく思っております
さて、もろぼしぃさんはじめまして  H゛さんお久しぶりです
そちらの意見ごもっともです 過去ログおそらく見てないんでそういう発言をなされたと思うのですが…
とりあえず過去、私の発言のみ最低限目を通してくださればわかります
特にいえるのはNo.155-9より
>原作・アニメ(押井守)・アニメ(やまざきかずお)等すべてがうる星やつらと言えるものでしょう。しかしその一つ一つは似て非なるもの!!
どれが「本物の・・・」と言う事ではなく、どれも「本物の・・・」であるのだが、その前に必ず「誰々の」がつく必要があるのだ。
だから「高橋留美子のうる星やつら」「押井守のうる星やつら」「やまざきかずおのうる星やつら」はどれも確かに「うる星やつら」であると同時にまったく別のものであるということだ
そしてNo.155-23での『比較』とは「高橋留美子の〜」「押井守の〜」「やまざきかずおの〜」の世界観を見てみよう。ということなのだ。
高橋留美子のうる星はこれこれこういうモノで、押井は〜 という風にね。
そこに注意して見ていたら本当に面白いものが見えてきたというわけ。
No.155-18にて、すーむゆーさんが実にすがすがしいくらい、きちっとまとめてくださったのですが、つまりはそういうことです。

No.155-23の続きはまだはっきりと書くことはできません。
その代わり皆さんが見て感じたお三方の「うる星やつら」の世界観を述べていただけないでしょうか
よろしくお願いします (以上敬称略)

単純には・・・ 引用
No.155-25 - 2004/02/16 (月) 19:00:10 - H゛ ID:WwIrjjkQ
単純に決定できる内容ではないと思いますね。
アニメだって、全てが原作無視というわけではないですからね。
原作に忠実(?)な作品もあれば、原作の良さをそのまま生かしてなおかつアニメでちょっとした工夫を凝らしたもの、完全にアニメオリジナルだが、内容は深く原作派にも楽しめる内容の物、完全に突っ走って歯止めが効かず、明らかに失敗した物までたくさんあると思います。
また、原作だってごくたまに訳の分からない物があったりすると思います。
全てにおいて完璧なマンガなんて存在するわけないのだから、アニメでも原作でも一部分だけを見て判断するのは良くないかと。
特にうる星やつらは、これは原作もアニメも含めての話ですが、見ごたえがあるものと、そうでないものの差が深いと思うんです。
ですから、個人的に印象に残ったものとかが重なって、「その人にとってのうる星やつら」が誰にでもあると思うんです。
ですから、こういった内容の話題は単にアニメ・原作の枠で収まる話ではないと思うんですね。
原作派にも好きなアニメがあるでしょうし、アニメ派にも好きな原作の話があると思います。
やっぱりみんなそれぞれ考えを持った違う人間なのですから、同じ物を見たからといって、受け取り方は全然違うと思います。
ちなみに、俺にとってのうる星やつらは、スレ主に近い物だと思っております。
原作があってこその「うる星やつら」だと、自分では思っています。
ですが、皆がそうではないと思います。
アニメから入った方で、アニメの方が好きだという方もいらっしゃると思います。
ですから、別にどっちが真の「うる星やつら」か答えを出す必要は特にないと思いますね。

(無題) 引用
No.155-24 - 2004/02/16 (月) 16:03:52 - もろぼしぃ ID:fOeJhtP.
原作とアニメとをよく比較する人がいますがなぜそこまで比較したがるのでしょう。原作は高橋氏が書いたものしかしアニメは押井監督ややまざき監督がうけもっていました。原作からアニメになる時はアニメの内容などは原作者は口がだせないそうです。しかしいろんなジャンルが合わさったうる星を映像化したのはすごいとおもう。それに原作通りに放送してもあまりうけないんではないかと思う。時間とかもあるし・・結論をいいますとアニメも原作もうる星やつらにはかわりない!!原作には原作のおもしろいとこがあるしアニメにはアニメのいいとこがある一概にどちらがどうだってきめるのはちょっとおかしいんではないかとおもいますね

(無題) 引用
No.155-23 - 2004/02/15 (日) 21:08:25 - key ID:Zohp7M4U
今「原作」「押井アニメ」「山崎アニメ」を徹底比較しています。結構面白い結果が出そうです。現時点でいえることは「うる星やつらはアニメでやること自体間違ってる」!!です。ヒントは『動画』ですね
詳しくは後日!!

アニメ 引用
No.155-22 - 2003/08/17 (日) 16:33:59 - なあでた ID:wQO5CsLA
コミックもアニメ(映画)も好きな人っているんでしょうか。
余りにも違うので。
アニメは原作を基に押井守が作ったと思っています。
だからアニメ(映画)は押井作品です。
またその流れからその後の作品にも派生していった。
私は押井作品も好きだし、やまざき作品も好きです。
どうも押井フリークの人は、極端な人が多いと思う。
大げさに言えば押井狂信者っていうのかな。何でそこまで……っていう。
されどアニメだけど、たかがアニメでもある。楽しくいきたいものです。
押井さんってオタクの教祖みたい(ジョークです)。

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