「はい・・・朝から探してるんですが全く見つからないので、僕もそんな予感がしてます・・・」と言って肩を落とした。そんな因幡にしのぶは 「でも、ほら。まだそうと決まった訳じゃないし、もし拾った人が居てもそんな目立つ花を持ってれば、目撃者も居るかもしれないじゃない。まずは、落とした近くの人に色々聞いてみましょう?」と言って、立ち上がると、因幡の手を引いて喫茶店を後にした。 第2話に続く