(俺が行くまで無事でいろよ・・・) すると急にパトカーは速度が落ち始め、強く車体が揺れた。 「メガネ、まさか・・・」 「そのまさかだ。パンクした!」 「くそ何でこんな時に!」 メガネは急ブレーキをかけ車と止めると、二人は車のドアをあけ外に出るなり全速力で走り始めた。 すると町の中心から何かが打ち上がった。そしてカッ!と強烈な光をはなった。 「わ、何だ!?」 まぶしさのあまり目をつぶり二人はなかなか前に進めなかった。 光が収まるとッそーっと目を開けた。しかし恐るべき情景が二人の目を奪った。 なんと友引町のあった所に巨大な大穴が開いていたのである。そして友引町は要塞のごとく空に浮いていた。 「な、な、なんだこれは!?」 ー続ー