「もぉっ!あんたに関わるとロクなことがないわ……」 油断すると捲くれ上がりそうになるスカートを必死に抑えながら、しのぶが嘆いた。 街が勢いよく足の下に遠ざかり、二人は光り輝く円盤の中に吸い込まれていった。