酔っ払いを通り越して、三人ともぐでんぐでんになってたおかげで、そんなに苦労はしなかったが、さっきの寝言が頭から離れない。 三人を唯の部屋に移動させ、布団に寝かせた。 薄手の毛布を一枚かけてやりながら、俺はラムたちの顔を見た。 泣き腫らした目が、なにやら痛ましい。 ・・・思い出つくるのはいい。でも、それを持ってどこ行くつもりだ? そして・・・その翌日から、俺たちの関係は、おかしくなりはじめた。 エンディングテーマ:好き・嫌い 第九話『運命の日は静かに・・・。』・・・完